父の書斎
「で、武器を造るって言っても、桜はどうするつもりだ?」
「パパの書斎に行こうと思うの。
あそこならきっとなんでもあるから。」
「なるほどな。よし一旦もどるぞ。」
{ログアウト}ポチッ
俺たちは一旦帰って武器を準備することにした。
__空雅の部屋__
「とりあえず、親父の書斎に行くぞ。」
親父の書斎は家の中でも一番奥まったところにある。
(あそこへはあんまし行ったことないが
あそこかび臭いからな~)
俺はげんなりしながら親父の書斎に向かった。
ガタッガタッ
書斎に着いて戸を開けようとしたが、
軋むばかりで戸が開かない。
(チッ、立て付け悪すぎだろ。
今時引き戸なのが悪いんだ)
「おにいたんちょっと変わって。」
「お、おう。」
「ここを持ち上げてっと。」
ガラガラガラ
桜が開けると戸は簡単に開いた。
「あ、開いた。どうして開け方わかったんだ?」
「おにいたん見てたらどこで
引っかかってるのか分かったから。」
「そうか・・・。」
妹の言葉にちょっと、いやかなり落ち込んだ。
そう思いながら、中に入ると・・・。
「カビ臭っ。前よりひどくないか。」
「仕方ないよ。お父さん最近家に帰ってこないし。」
「それより早く準備しよっ。一日しかないんだよ。」
「分かってるって。」
「ならいいけど。とりあえずさくらは一人で作るから
二人とも自分で考えて作ってね。」
「「え~。」」
「おにいたんもおねえたんも頑張って。
さくらは多分自分ので精一杯だから。」
「了解。」
「分かったよぅ。」
早速動き出す桜。
呆然とするふたり。
(しっかしここにはなんでも揃ってるな。
本当に親父は何考えてんだか。
飲みもしないのにウイスキー飾ってたり、
訳のわからんジャンクがあったり、
おもちゃなんかも転がってたりするからな
本当になにかんがえてんだか・・・)
そんなことを考えてるうちに心も動き出した。
どうやらウイスキーを使うみたいだ。
(いかんいかん、ボーッとしてる場合じゃ。
っと、そうだ!これならいける)
空雅は自分でこれはいけると自画自賛しながら作業に取り掛かった。




