お泊り?
いつもより長めです。
「村長の家に?」
「このままじゃと泊まるとこもないじゃろうし、
うちの孫娘のちょうどいい話し相手になる。」
「そんちょうさんはお孫さんがいるの?」
「ああ、今年で15になる。
じゃが、この村にはほかに若いもんがおらんでのう。」
「それでちょうどいい話し相手ってわけか。」
「そういうことじゃ。どうじゃ、来るか?」
「行くー。」
「さくらもさんせーい。」
「俺も異存はない。」
「なら、善は急げじゃ。
儂の家は村の中央にある。こっちじゃ。」
__村長宅__
(村というだけあって民家が少ない。
廃墟も多かった。本当に子供がいないんだな。)
「おじいさま、お帰りなさい。
あれ、そちらの方々は?」
「この人たちはどうやら森で迷ってしまったみたいでのう。
行くあても無いそうじゃから
今晩は泊まってもらうことにしたんじゃ。」
「そうなの。」
「初めまして。俺は、空雅・黒岡だ。」
「心・黒岡だよ。」
「桜・黒岡です。」ペコリ
「こちらこそ、初めまして。
フィーヤ・バイドルフです。」
「これから晩飯なんじゃが。
小僧らも食うじゃろ?」
(一緒に食べてたら、家に帰れねぇ。
おふくろ怒らせると怖いからな)
「いえ、今日は疲れたので休ませてもらえますか?」
「こころは一緒に(ムグッ」
「(おねえたん、しー。)」
「そうか。」
「でしたら、林檎でもどうですか?
この村の特産品なので美味しいですよ。」
「だったら、それを貰える?」
「なら儂がとってくる。
フィーは客室に連れて行ってやってくれ。」
「分かりました、おじいさま。」
「こちらです。」
(この子しっかりしてるなー)
「この部屋をご自由にお使いください。」
案内してくれたのは一階の奥の部屋だった。
「何かあれば私がこの上の部屋にいますから、
声をかけてくださいね。では、おやすみなさい。」
「小僧ども。」
「村長。」
「これが林檎じゃ。
3っつあるから三人で食べなさい。
じゃあ、おやすみ。」
(二人ともこの部屋から離れたみたいだな)
「よし帰るか。」
「えっ?」
「うん。」
「その前にこの林檎どうするか?」
「おにいたん、アイテムボックスみたいのないの?」
「アイテムボックスか・・・そうだ指輪なら!
《HELP》ッ。」
「えーっと、アイテムボックスについてっと。
あった、指輪に触れてっと《オープン》。」
《ボックス》
・地球服1セット(空雅)
「よし、開いた。」
(なんだ?地球服1セット?
こんなもの入れた覚え・・・
まさかな・・・)
「早速、林檎をこの画面に押し当てて。
よし3っつとも入った。」
「「おおぅ~。」」
《ボックス》
・地球服1セット(空雅)
・イム村の林檎×3
「今度こそ帰るぞ。」
「「うん。」」
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