イジメる者
「あ~あ、また学校かー。」
「おにいちゃん学校行きたくないの?」
「そういう訳じゃないんだが・・・」
(ほんと、アイツさえいなけりゃなー)
「そろそろ、お別れだな。」
「むぅ~。」
「仕方ないだろ、こっから行き先違うんだから。」
「おにいたん、またほうかごねー。」
「おう、んじゃな。」
__学校__
(はぁ~、今日は何されてるんだろ)
靴箱で靴を履き替えようとすると。
ザラザラザラ。
「今日は上靴に砂か・・・、はぁー。」
(まあいい、いつもの事だ。早く教室行こ)
ガラガラガラ。
自教室の扉を開けた。
バシャッ。
「よっと。」
(またバケツに水か。
そうなんども引っかかるかよ)
ステステステ。
《ば~か 死ね!》
「はぁー。」
(また机に落書きか)
(とりあえず座ろ)
「イテッ。」
(まさか椅子に画鋲仕掛けてやがったのか)
「ガッハハー。」
「やりましたね、連夜のアニキ。」
「愚かだ。」
「また、お前らか。」
「あん?なんか文句あんのか。」
「これだけやられて、
文句ないわけねぇだろうが。」
「お前目障りなんだよ。いい加減死ねよ。
ユメもノブもそう思うだろ?」
「アニキの言うとおりです。」
「僕は彼にそこまでの感情はないが、
いつもいつも愚かだとは思っているよ。」
「だろ、もういい加減、この学校から消えろよな。」
フンッ。スタスタスタ。
「ったくー、なんだってんだ。」
「く、黒岡くん、あの、その、大丈夫?」




