ゴブリン隊長とゴブリン王
月曜日の分です。
本日二話目です。
_SIDEゴブリン侵攻軍_
~真夜中の2時頃~
「ギャギャッ、テキ、アソコ。」
「はぁ~あ、・・・着いたのか?」
「隊長、ツイタ。」
「そうか。」
あたりは真っ暗だ、奴らの居城のみが
魔法か火かで煌々と照らされている。
「夜襲をかけようと思っているが、
俺は少し眠いから、2時間後に仕掛ける。
各自準備をしておけ。お前等では
勝てるかどうか分からんのだからな。」
「「ハッ!」」
(奴らを殺して、功績をたて、
俺を見下してきた奴らより上に登り詰めてやる)
俺は強く拳を握り締めた。
_SIDEゴブリン王_
__ゴブリン王国・王宮__
「失礼します、陛下。」
「どうした?こんな夜更けに。」
「失礼しました。急ぎ陛下のお耳に
入れておくべき案件だと愚考いたしました。」
「話せ。」
「13番隊隊長・グリンが勝手に
帝国の拠点に侵攻した模様です。」
「なに?本当か?」
「はい。」
「ヤツは何を考えている。ワシが力を認め
地位を与えたというのに、まだ不満があるのか。
・・・急ぎ連れ戻せ。今は戦争の時ではない。」
「かしこまりました。早馬を出させます。」
・・・
「全く困ったものだ。血の気が多い奴らだらけだ。」
「あーら、それをあなたが言うの?」
「っ! ガイアか。あまり驚かせるな。
寝室でいきなり背後から声をかけられたら
心臓が止まっちまう。」
「ふふっ、ごめんなさい。」
「まあよい。どうする寝るか?」
「そうね、お言葉に甘えさせて貰うわ。」
(はぁ、全くどいつもこいつも・・・。
ワシを少しはいたわってほしいものじゃ)




