狩り
遅れました。ごめんなさい。
木曜日の分です。
一日テストが終わった後、
知力と考査の相関性について話したら・・・。
「気づいてたよー。」
「えっ!おにいたん知らなかったの?」
なんていうひどい応答が帰ってきた。
(いや、分かってたんだけどな。
心は勘がいいし、桜は頭がいいからな・・・)
「それより、おにいたん準備は良い?」
「ああ、いつでも行ける。」
俺たちは、昨日の話で
今日から学校から帰ってご飯までの間に
城塞の周辺で細心の注意を払いながら
小型の野生動物を狩ることを決めた。
__城壁のすぐ側__
外はまだ明るく、日も照っている。
闇討ち、不意打ちなどの心配はなさそうだ。
ただ、注意だけは怠らない。
怠けて死んだんじゃ話にならない。
「みんな、気をつけろよ。」
「分かってるよ。」
「あっ、来ました!」
フィーが指さす方向から黒い影が見える。
どうやら小型の猪のようだ。
一昨日の化け物みたいな魔物ではなく、
ただの獣のようだ。
俺は安心した。
「よし、予定通り行くぞ!」
「はい。」
俺たちは瞬時に囲むように散開した。
ダッ ダッ ダッ ダッ
向こうはこちらの存在に気が付いたのか、
猪突猛進という言葉の通り、愚直に突進してきた。
ダッ ダッ ダッ ダッ
ザシュッ!
駆けてくる猪を俺が囮になって、心が剣で一撃。
猪の首が華麗に舞った。
「よし、ただの獣ならいける。
このまま狩りを続けるぞ。」
「「「お~!」」」
俺たちは日暮まで狩りを続けた。




