ノワールの処遇と・・・
ごめんなさい、遅れました。
沈黙の中、緊張が走る。
この人の決定如何でこの子が、ノワールが
殺されるかもしれないのだ。
「・・・分かった。そいつの討伐は控えよう。
ただし、この街でそいつが問題を犯した
場合は君に責任をとってもらう。
それでもかまわないか?」
なんと、生かしておいてくれるらしい。
俺は自然と笑みがこぼれた。
生きていてくれるなら、この子の責任は
俺がしっかりと持ってやるべきだ。
「はい!」
「威勢のいいことだ。ならこの件は終わりだ。」
「ありがとうございます!」
「気にするな。私は帰る。邪魔をしたな。」
そういってグロスさんは帰っていった。
(やっぱり良い人だな~
あと男らしくてかっこいい、女の人だけど)
クゥ~ン
「良かったな。」
「そうだね。」
「おにいたん、そろそろご飯の時間だよ。」
「おっ、もうそんな時間か・・・。
じゃ、いったん帰ってくるから。また後でなー。」
「おにいたん、そんな余裕あるのー?」
「えっ?なにが?」
「明日から中間テストでしょー?
勉強しなくても大丈夫なの?
結構危ないんだよね?」
「あっ!」
今日聞いたばっかりだったのに
すっかり忘れていた。明日から中間考査だ。
そして、こないだまで、ずっと赤点スレスレだ。
そんなことを桜が知っていたことに驚いた。
「悪いが、ちょっと今日は来れそうにない。
また明日な。ライムもノワールもいい子にしてろよ。」
「こころたちは戻ってくるからねー。」
「おねえたん、また後でねー。」
そうして俺たちは帰った。




