野生動物?
すいません。1日遅れました。
水曜日の分です。
__ストラテス城塞・外__
俺たちは今、城塞の外に来ている。
もちろん許可も取ってある。
家で食事をとった後、
気晴らしにとみんなを誘ったのだ。
「綺麗な夜空ですね。」
「ほんとだな~。」
「うん、キレイな星空だね。」
「お月様がたーくさん。」
ぷるるー
今晩は5つの月がでている。
5つも月があれば、夜でも割と明るい。
夜の繁華街ぐらいの明るさがある。
「あれ?」
「どうした?」
「フィーヤおねえたん、何かあったの?」
突然驚いたような素振りを見せたフィーに
何か嫌なものを感じとった。
「いえ、今視界を何か遮った
ような気がしまして・・・。」
「なにかっ 」
グルルルゥ
俺の声を唸り声が遮った。
声をした方を振り向くと
普段の闇夜なら気が付くことが
出来ないほど真っ黒な狼がいた。
ただ、今夜は明るかったために
見つけることが出来た。
やはり、街に近いとは言え注意を
しっかりと払うべきだった。
ザッ ザッ ザッ
漆黒の狼がこちらに草を踏みならしながら
ゆっくりと近づいてくる。
「あれは・・・。」
「フィーなにか思い当たる節があるのか?」
「昔、村の本で見たことがあるだけ、なのですが、
あの黒い狼は、ブラックウルフと、呼ばれる
魔物に違いありません・・・。」
心なしかフィーの声が震えているような気がする。
「強いのか?」
「はい、今までのとは比べ物にならないくらい。
少なくともレベル20は必要です。」
グルルルゥー
今一度ブラックウルフが唸り声をあげた。
しかし、俺はその声に違和感を感じ、
数瞬後、怖気が走った。




