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次元を超えたRPG!  作者: ゼロ
~第1章~ 異世界探訪編
101/202

時間の問題

宿屋で一眠りした後、明け方に一旦家に帰った。

日付が変わって月曜日からは普通に学校だ。

流石に学校をズル休みするわけにはいかない。


学校の支度をして、朝食を食べて学校へ行った。


家でもお袋からこの二日のことや身体中の

傷跡について言及されることはなかったし、

学校でも周りから何か言われることはなかった。


ただ、何かあるとは思っていそうだったが。


学校が終わり次第すぐにまた向こうへと戻った。


「やっぱり学校終わってからだと

 夕方になっちまうなー。」

「それに今日は晩御飯を帰ってから

 食べないと行けないしね。」

「あんまり居れないよね~。」


こればっかりはどうしようもない。

頻繁に家を空けていては、

いずれお袋から何か言われるだろう。

そうなれば、こっちに来づらくなる。


「そうですか。こっちは大丈夫です。」

ぷるるー


フィーは少し寂しそうな顔をしたが、

気丈に振る舞った。

たぶん、知らない土地で一人は心配なのだろう。


ライムもさっきから寂しさを紛らわすかのように

俺たちにくっついて震えている。


(なんとか時間をとれねぇかなぁ・・・)


_SIDEゴブリン_


「隊長・・・。」

「それでお前らはおめおめ逃げ帰ったという訳か。

 この恥曝しが!我々ゴブリン族を貶める気か?!」


「シカシ、ヤツら人間はスライム、使役シテル。

 ヤツら、いる方向、人間の砦、アル・・・。」


「ん?・・・そうか。

 よし、そこへ攻め込むか。

 奴らもどうせそこへ向かったのだろう?

 これで邪魔ものは消えるし、俺様の

 評価も跳ね上がるってもんだ。」


「キケン、隊長でもヤメた方がイイ。」


「大丈夫だ。俺を誰だと思ってやがる。

 準備が整い次第、ぶっ潰しに行くぞ!」


「ワカった、準備シテ、攻メ込ム。」


(隊長ナラ、ヤレるかもシレナイ)

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