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第一話「空気読めない乙女と鳥」
気軽に読んでいただければ嬉しいです。
「マジカライズコトミ」
鳥「オイ、コトミ。」
コトミ「どうしたの？！鳥！？」
鳥「大変ダ！『ジャアクダー』ガ、街ニ現ワレタ！」
コトミ「ジャアクダーが！？街に？！」
鳥「ウン、ジャアクダーガ街ニダヨ。トイウカ、ソコハ聞キ返サナイデ空気読ンデホシカッタ。」
コトミ「てへっ☆」
鳥「全クコトミハ空気読メナイケド可愛イナ」
コトミ「鳥だって、なかなか読めてないよ☆」
鳥「イ、イヤ、待テヨ、ソコハサァ、空気読モウヨ…」
コトミ「ごめんなさい」
鳥「イヤイヤ、慣レッコサ。サァ、コトミ変身ダ！」
コトミ「OK、鳥！！」
コトミ「マジカライズぅ…！」
バババ(ポーズのときの音)
コトミ「コトミっく、センセーション！」
バッ
コトミ「…！？あれっ？！変身できないよー、鳥！！」
鳥「…ダッテ、変身サセテナイモン。」
コトミ「なんで！？」
鳥「ダッテ、街中ダヨ…。空気読モウヨ…。ココデ変身シタラ色々マズイヨ…。」
コトミ「…あっ、そうだった…☆てへっ☆」
鳥「可愛イカラ許ス。ホレ、人ガイナイ所ニイクゾ。」
コトミ「待って！鳥！」
鳥「ナニ？」
コトミ「鳥のさじ加減で変身できたりできなかったりなら、さっきの掛け声とかポーズはなんなの？？」
鳥「エッ…ソレハ…」
コトミ「それはなに…？」
鳥「トウトウバレタカ…。アアソウダヨ、趣味ダヨチクショー。恥ラウコトミヲミテ、満タシテイタンダヨ！」
コトミ「そ、そんな…！？」
鳥「スマン、コトミ！」
コトミ「鳥の馬鹿ぁぁあ！！」
鳥「コトミィィ！！」
つづく
じわりじわりとくれば嬉しい限りです。
