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タワゴト  作者: 林檎飴
4/4

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・・

・・・

・・・・なぜだ?

確かに一人でするのはなかなか物淋しいものであると思っていたが、なぜ、私以外にも書きこみがされている?

私はこれの存在をだれにも教えてなどいない。それは私が一番よく知ってる。

むしろ私一人で文学の世界に身を投じてこの倦怠感漂うバイトで時間を早く過ぎ去ってしまえばいいと考えていたぐらいだ。


くそ!誰だ!

午前のシフトの人間はパソコンなど触ることのできない程忙しいからまず違う。

と、なると他の階の人間か?

いや、触っていたとしても午前の人間が怪しむはずだ。それに触る必要がまったくない。その階の人間は今日は一歩もこのフロアから外に出てないからだ。他の階の人間の仕業ではないということか。


それに2に至っては私の忌むべき高校時代のあだ名まで知っている。

そのあだ名がいやで田舎の大学を選んだというのに。同じ高校から上がってきた奴は一人もいないはずだ。いや、全員の進路を把握してるわけではないから。その方は定かではないが・・・


しかし、わけがわからん。文面から察するに2は男で、3は女だな。しかし両者とも下劣な文をよく吐くな。品性をうたがってしまう。3の方は外部の人間だな。多分イケメンとは武田君のことだろう。

こっちの方は後で監視カメラで確認できそうだが。2の方は厄介だな。。。



私が店内巡回をしている間に書き込みがされているではないか。

店内にはだれ一人としていなかったはずだ。


待てよ、2は面白い事を書くと書いていたな。

今日もまた現れるかもしれない。さっさと店内の巡回をしてまた見に来よう。


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