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歌姫モルペー

歌姫モルペー

セイレーン4姉妹の末っ子モルペーは小さい頃から歌の申し子

いつか人間の世界でみんなに歌を聴かせたいと夢見ていた。

長女のテレース

次女のライドネー

三女のテルクシオペー

と姉妹全員仲良しで皆で波間で歌っていた。

モルペーの夢を知ったテレースは夢を叶えて上げようと自ら末っ子のマネージャーなると決意した。

あちらこちらで歌い手はどうですか。歌の上手な子が居ますよと売り込みをしていた。

あるとき末っ子の売り込みをしていると、いいよいいよと言っていた相手の正体が海賊。

騙されてついて行った先で捕まってしまいました。

閉じもめられた檻から聞こえてくる話し声

「こりゃ良い物が手に入った、早速奴隷として売り飛ばそう。ぐへへへへ。」

行く先々で自慢して回っていたのです。

ああ果たしてテレースの運命や如何に…


いよいよ明日奴隷として売られると決まったその時、

「ワルキューレの騎行」

が聞こえて来た。

なんだろうと折からのぞける僅かな隙から一際大きいハーピーが空中で停止して飛んでいた。

ハーピーホバリングである。

すると縄がするりと落ち、

5歳児二人が

縄を伝って降りてきた。

一人はもの凄い勢いで海賊を片付けだした。

なにこの5歳児怖い…

そしてもう1人の5歳児がこちらへ向かってくる。

名前はハナ。

怪我は無いかと聞いてきた。

瞬く間に檻を壊し救出してくれた。

なんて馬鹿力。

港に戻ってそこで帰って良いよの許可を貰って海に逃げた。

とモルペーに話して聞かせた。

「今度からは一緒に回る」とモルペー

テレースは感動した。

やがて旅館の宴会の歌い手として歌ってくれないかとの

仕事を貰った。

宴会でモルペーが歌うと

「天使だ」

「尊い」

と大絶賛。

やがてモルペーはあちこちひっぱりだこ

人間界で人気者に…

観客中に

次女のライドネー

三女のテルクシオペー

の姿も

必死の拍手で…

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