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見難い火傷の子  作者: 清風
48/159

ハーピー

挿絵(By みてみん)挿絵(By みてみん)

見難い火傷の子48


ハーピー


冒険者の依頼書ボードの前に爆炎は来ていた。

なにか良い依頼は無いかと物色だ。

「求むハーピーの卵3個」

の依頼書を見つけた。

依頼書を剥がし受付へ持って行く。

食道楽の貴族の依頼だった。

ハーピーの生きたまま確保でも可となっている。

そっちの方が何度高いだろうと思った。


で、やってきました。

霊峰ヨンド山。海抜4000mぴったりの山。

酸素が薄いので高山病に注意が必要だが…

しかしここは異世界。魔力で結界を張るという手段もある。

暑さ寒さも防げる便利な手段だ。

空を飛ぶ竜に乗る人々も居る位だ。

その人達は地上10km20kmも平気なのだ。

つまり結界を張るという手段は便利なのだ。


ところでここは、

竜の生息地と言われているがハ-ピーの生息地でもある。

ハーピーは空を飛ぶ、当然武器は届かない。

魔法では威力が高すぎて殺してしまう。

そこでみんなで石を投げることにした。

翼を狙えば生け捕りが可能なのだ。

確保できればヒールで治せばよい。

そこで指弾の練習である。

練習風景は実に滑稽であった。


「みんな冒険者ランクって今幾つになった?」

「このまえCになったよ、お前らがCじゃなかったら

他のCの立つ瀬がないからだってさ。」

「理由酷いよねー。」

「武器ももうこっちの方が得意だし」

と両手の片手ナイフを見せる。

みんなもそれぞれ見せる、うんうんと頷いて。


「そっかー。で小石袋は?」

「ここに…」

みんな高く掲げる。

「じゃ、行くか…」

で、はじまった。ハーピー狩り。

魔物は全滅するとリポップするので絶滅はしない。

だから安心して全滅させることが可能なのである。

ついでにハーピークイーンも狩った。

もちろん全て生け捕り。

魔物の中には負けると懐くものも居る。

ハーピーもそうだ。


30羽ぐらいか引き連れてギルドに戻ってきた。

戻ると依頼主の貴族もいた。

良くやったと引き取ろうとすると「お前に負けたわけじゃ無い」と一悶着があった。

そこで無精卵契約を結ぶことにした。

貴族の家に住まう代わりに、週一で無精卵を提供する、

体調不良の時は無理強いしない等の契約。

貴族から依頼完了のサインを貰って受付に提出した。

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