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群がる子供達
見難い火傷の子4
群がる子供達
とある映画館の出来事
母親が映画のチケットを買いに行っているそのすきに
物珍し物を見るように階段の踊り場に居る火傷の子の周りに子供達が群がっていた。
「なんだこいつ変な顔」「気持ち悪い」
階段の踊り場は薄暗く、子供達の影が壁に揺れていた。
子供言う事だからと人は言う。
子供だからこそ残酷という事を知らない大人。
子供の言う事に容赦は無く、ただただ放たれる言葉は残酷そのもの。
戻った母親は、一瞬だけ立ち尽くし、次の瞬間叫び
必死の剣幕で子供達を追い散らかした。
見世物じゃ無いと言わんばかりに…
映画館に入ると映画が始まっていた
立ち見も満席で、通路に新聞紙を敷いて見た。
何の映画だったかは覚えていない。




