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見難い火傷の子  作者: 清風
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ニドーメの街

挿絵(By みてみん)挿絵(By みてみん)

見難い火傷の子18


ニドーメの街


ニドーメの街に入るのに審査がある。

冒険者は登録証を見せれば良いことになっている。

並んで待っていればやがて入れる。

荷物の中まで検査されることは無い。

順番が来た。

一緒の冒険者は門番と顔見知りらしく気安く挨拶を交わしている。


かるくお辞儀をして登録証を見せて街中に入った。

ついでに冒険者ギルドに向かう。

一緒に来た冒険者とゴブリン討伐の報告と

鹿の買い取り受付をした。

受付に呼ばれたので伺うと階級審査があるという。

一緒に来た冒険者の報告で実力を盛って報告したらしい。

魔力と剣技の審査らしい。


魔力審査はよくある水晶に手をかざすおなじみの風景。

何やらやたら発光していた。

普通は色が現れるだけで発光はしないそうだ。

計測不能だった。鬼の先生なにしてくれたの?

剣の審査は場所を変えて行われた。

相手が止まって見えたので剣を悉くはじきとばした。

審査にならんと審査官がへそを曲げてしまった。

なにか合格らしい。

受付に戻るとA級合格だと告げられた。

その瞬間、周囲の視線が一斉にこちらに集まった。

胸の奥が、嫌な音を立てた。

これは、良い知らせじゃない。


鬼の先生…ため息がでた。

目立たす普通が出来ないじゃん。

どうしてくれる。

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