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見難い火傷の子  作者: 清風
165/170

リポップしたデストピアX

挿絵(By みてみん)

見難い火傷の子165


リポップしたデストピアX


深淵ダンジョン

第十五エリア

第四紀更新世エリア


氷河の時代


※深淵ダンジョン第十五エリア

生物すべてが“8倍”の世界。


巨大ケレンケンに踏みつぶされ、

無くなったはずのデストピアXが、

リポップした。

深淵ダンジョンが罠として秀逸と判断したのかもしれない。

迷惑な話である。


デストピアXシステムも再現されていた。


若い冒険者の犠牲者も増えていた。

なぜ肝試しに向かうのか。

魔に見初められてもしているのか。

関わって行方不明になる事件が増えた。


品性のかけらもなく芸術性もない落書きにまみれた幽霊屋敷。

生存を主張する落書き。

まるで遺書でもあるかのような落書き。

そんな落書きのある場所に、


誘蛾灯に集まる蛾のように若者が吸い寄せられていた。


潰れても復活するデストピアXには、

ギルドも頭を悩ませていた。

若い冒険者ホイホイ。


巨大ケレンケンのように、

森の奥深い一角は、

巨大生物の通り道。

遠くから近づく地響き。

メガテリウムの8倍サイズのテラテリウムが通り過ぎた。

通った跡に踏みつぶされたデストピアXがあった。


今度の破壊は今までと違っていた。

相当な圧で壊されたためか、

リポップをしなくなってしまった。


時期を同じくして若者の被害もピタリとやんだ。


霧に浮かぶ幽霊屋敷、

風に乗って流れてきた音が、

まるであなたのため

と聞こえて空しく響く。


霧に浮かぶ幽霊屋敷は都市伝説となり、

人はこれをデストピアX現象と呼んだ。

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