山の王ギガンテウス
見難い火傷の子154
山の王ギガンテウス
深淵ダンジョン
第十四エリア
新第三紀エリア
哺乳類の時代
※深淵ダンジョン第十四エリア
生物すべてが“8倍”の世界。
ゴンが爆炎を前にして語った。
ゴン「ごきげんよう。爆炎の諸君。今日集まって貰ったのは、ホモハビリス亜種の山の民『山仙』に親書と
『山の王ギガンテウス』にご挨拶に行って貰いたいのだ。とても尊い方々なのでくれぐれも
失礼の無いよう願いたい。」
リーダー「なんでぇー」
いろいろしでかしているので爆炎が目を付けられたかもしれなかった。
リーダー「判った」しぶしぶ答えた。
地図と親書を受け取り山へ出かけた。徒歩で登れと登り方まで指定された。
飛べば直ぐなのに…
いろいろ便利に使われている気がする。
そもそもダンジョンになんで雲を貫く山があるんだ。どんだけ大きいんだ深淵ダンジョン。
山に登ると街が見えてきた。街は石壁で囲われており。
石組み細工のように組まれ、石と石の隙間はカミソリ一つ入らない精巧さだった。
門の前には兵士。親書届けと山の王に
挨拶に来たことを伝えた。
着くと歓迎の宴。外から人が来るのが珍しいのか歓迎された。
あとから『山の王ギガンテウス』が入ってきた。
その瞬間、宴の音が一段落ちた。
膝をついて挨拶。
ものすごい角だった。圧倒された。
そのまま王の席に…
草食性か草をもさもさ喰っている。
『山の王ギガンテウス』は、地域に加護をもたらす存在とか。
爆炎は美味しい物さえ与えておけば問題を起こさない存在。
敵対さえしなければ無害な5歳児。
その日は城に泊まり翌日山を下りた。
帰ってゴンに「行ってきた。」と伝える。
ゴン「おう、お疲れ」
この世界の不思議に触れた爆炎だった。




