バシロサウルスウォッチング
見難い火傷の子146
バシロサウルスウォッチング
深淵ダンジョン
第十三エリア
古第三紀エリア
哺乳類の時代
※深淵ダンジョン第十三エリア
生物すべてが“8倍”の世界。
ユリア「本日はバシロサウルスウォッチングは如何ですか?160m大きいですよ。」
鯨見学じゃないんだ。
ユリア「パキケトゥスですね。残念ながらまだ四つ足歩行してるんです。」
そっかー。
ギルドには白亜紀珈琲はなかった。
代わりに新生代珈琲が有った。白亜紀珈琲が進化した豆だった。
アンドリューサンドを頬張りながら新生代珈琲を飲んでいると…
ピテクス「爆炎の諸君。バシロサウルスウォッチングもいいが。
近郊の人里にゴブリン村が出来て困っているのだ。助けてやってくれんか。」
え?深淵ダンジョンにゴブリン居るのって、
居たわ、ゴブリン。デカい奴が。
古第三紀エリアになったら関係ないと思ってた。
とは言え爆炎は治安維持部隊じゃ無いのだが…
暇そうにしてるように見えたのか頼んできた。
ま、休憩はしてたが。
ここだ。と地図と依頼書を渡された。
魔物討伐依頼
適合クラスA
内容:巨人ゴブリン村の壊滅
最適スキル:戦闘スキル
完了報酬:金貨500枚
目的:人里の安全。
地質時代にゴブリンって地質時代に喧嘩売っているのかって話だ。
いずれオークも出てきそうだな。
そばで聞いていたユリアがギクッてしてた。
あれは何か知っている顔だ。
では行ってきまーす。三分も経たずに戻って来た。
討伐完了報告と、討伐品の納品を済ませた。
某怪獣番組巨人ヒーローも真っ青である。
じゃ行こかとユリアに促した。
バシロサウルスウォッチングである。
魂の抜けたピテクスを残して…
背後にある依頼板の依頼には「討伐完了」スタンプが押されていた。
行程はソラに乗って。
いろいろに紛れてギルド長から飛行許可と爆炎ハウス設置許可も貰っていた。
到着すると海は荒れていた。
8倍のバシロサウルスによるブリーチングは、もはや天変地異だった。
山のような質量が空を舞い、海に落ちる衝撃は巨大な津波を生んだ。
海賊船ソラは巨大な津波に弄ばれていた。
適当に弄ばれ遊ばれを楽しんだ後、船は空中浮揚した。
リーダーの珈琲休憩である。
この後、せっかくなので漁をした。大漁だった。
ギルドの皆にお土産である。




