危険洞窟を毒殺
見難い火傷の子144
危険洞窟を毒殺
深淵ダンジョン
第十二エリア
白亜紀エリア
恐竜の時代
※深淵ダンジョン第十二エリア
貝、魚、両生類、爬虫類、竜脚類、獣脚類、剣竜類、鳥類、哺乳類、海棲爬虫類、無脊椎動物、翼竜、昆虫。
そのすべてが“8倍”の世界。
爆炎は洞窟を進んでいた。
道が三つに分かれた。右の壁に沿って進むことにした。
選ぶのは右の道だ。風が強い。洞窟の奥へ吹く風だ。
段々洞窟が小さくなって行く。すると今度は洞窟の奥の方から風が…
もしかしてこの洞窟息してるのか?
そしてここは洞窟の肺か?
急遽分かれ目に戻った。つまりは、真ん中を行けと。
しばらく行くと、天井から滴が落ちる。肌がひりひり傷み出した。酸か?急遽結界魔法を展開。
肌の痛みは止まった。またしばらく行くと滴除けの石板の下に冒険者の一団が。
一人残らず、酸の滴に中ったのか怪我が痛々しい。
この洞窟は定期的に洞窟の奥に向かってすぼまった状態が動いてゆく。
力尽きた冒険者はそれて運ばれて行ったと。
生き残っているのを集めて結界魔法をかけた。
ラプトル人にしてみればそれは理不尽な技術らしい。
ハナに治療されながら文句を言うおまえらの方が理不尽だろ。
大人しく治療されとけ。
生き残った中に《安全第一》が居た。
慎重が冒険しているようなパーティがなんで入っちゃったの?
最初は外から観察調査していたんだが、
突然トロオドンの群れが現れ洞窟へ追いやられた。
洞窟に餌を届けたんだと思う。
ティラノサウルスが出た時。洞窟に守ってもらえたりとかなら、
共生関係だな。
そんな話をしながら洞窟入り口に近づくと、何やら騒がしい。
トロオドンの群れが洞窟入り口にはめた枠を壊そうとしているようだ。
間髪を入れず爆炎突貫。終わって食材を袋に詰めた。
あのまま洞窟内に居れば、洞窟のうんちにされかけた面々は、こりごり。
危険な洞窟に強力な毒を流し込んだ。洞窟は死んだ。
救出した冒険者を引き連れ、
主都トールの冒険者ギルドに戻って完了手続きをしていると、
ギルド長クライスが飛んで出てきて、
涙を蓄えながら救出冒険者と肩をたたき合って喜んで居た。
リーダーは白亜紀珈琲とモササウルスサンドを頬張った。
え?何時モササウルスを狩ったかって?
そりゃ目の前に美味しい食材が泳いでいるんですよ。
狩るでしょ普通に。何を言っているんですか。やだなぁ。
クライス「…」
今回手に入ったトロオドンを葱間にして食べた。
上等な食材は塩と胡椒だけで絶品。
久々の宴会はおおいに盛り上がった。




