帝都一周サイクリング大会
見難い火傷の子125
帝都一周サイクリング大会
深淵ダンジョン
第十一エリア
ジュラ紀エリア
恐竜の時代
※深淵ダンジョン第十一エリア、貝、魚、両生類、爬虫類、竜脚類、獣脚類、剣竜類、鳥類、哺乳類、海棲爬虫類、無脊椎動物、翼竜、昆虫がすべて“8倍”な世界。
爆炎ハウス設置許可を貰いに行った。都外脇に作ると申請したが都内に作れと言われてしまった。
ジュラ紀は巨大獣蔓延る危険地帯だからが理由だった。食料調達に便利なのに…
ジュラ紀の野山に最適な、自転車は山岳仕様だ。
野山を自転車で走っていると、視線を感じた。トール近郊の村の住人エオシノプテリクス人の幼体、マル、カク、トーラス。
虫を食べまくって疲れて昼寝をしていた所、森の中を軽快に走る自転車、興味が湧いて見ていたのだった。
リーダーの前に立ちはだかった三羽。
マル「なにそれ。」
カク「面白そうだ。」
トーラス「俺たちもそれ乗りたい。くれよ。」
リーダー「欲しいのか?貸してじゃないのか?」
トーラス「借りたら返さないと駄目じゃん。ずーと乗りたいんだ。くれよ。」
リーダー「そうか、少し待ってろ。」
リーダーは三羽の体格を見てそれに合う大きさの山岳自転車三台を作った。
これに乗れたらやると差し出した。
三羽は早速嬉しそうに跨がったそして転けた。
三羽「なんだよ。これ、お前みたいに乗れないじゃん。」
リーダー「当たり前だ、直ぐに乗れるように成るわけ無いだろ。乗れるまで練習しろ。乗れ。」
三羽は言った相手が悪いかもと気がし出していた。
小一時間後、ふらふらしながらもなんとか乗れるように三羽は成っていた。
リーダー「良く頑張ったな。じゃあな。」
森かける自転車野郎は去っていった。
………
爆炎は冒険者ギルド前に自転車販売所を開いた。
サクラのラプトル人に自転車に乗って貰った。
ちょっとした買い物に便利と売れた。乗り方の講習も店前でした。
ある日、豪華な竜車が店前に止まった。皇帝と宰相が降りて来た。
自転車成る物を献上せよ、合せて乗り方も伝授せよ…と。
面倒臭いことに成る相手は欲しがる物を与えてさっさとお帰り戴いた。
………
帝都一周サイクリング大会を開催した。ラプトル人にはママチャリが人気だった。
前輪に籠が付いているやつだ。近衛軍も伝令部隊も参加した。山岳仕様である。
リーダー「本日は晴天に恵まれサイクリング日和です。では帝都一周サイクリング大会を開催致します。」
儀仗隊が帝城前に並び鼓笛隊の演奏で始まった。
帝城門から始まり官庁街、図書館、歴史館、科学館、中央公園、ボブスレー会場前、竜肉加工場前、商店街、温泉街
サイクリング参加者は帝都市民に皇帝一家も例の三羽も参加していた。
一周して帝城門で解散となった。




