シリーズ第3弾
声劇用シナリオとなります!
ナレーター:さて!本日の魔王様。天使も居座る魔王城ここで此度の話は。
アリス:魔王様!クロノーア様っ!!
クロノーア:ん?おはよう!アリス!
アリス:あ!おはようございますクロノーア様!
クロノーア:それでどうしたのだ??朝からそんなに慌てるとは!?
かりん:ふわぁぁぁーーーっ…おはようございます二人ともぉぉぉ。
クロノーア:ん??
アリス:えっ??
クロノーアandアリス:「「はぁぁぁーーーーーーーー???」」
一呼吸。
アリス:えっえっ!?どーして貴様……クロノーア様の布団の中で寝てるのですかーーー!?かりん!?
クロノーア:いやぁ!本当にびっくりしたぞかりん!はっはっは!
かりん:えへへーーーっ!昨日クロノーア様とかくれんぼしててクロノーア様探しきれなくてあきらめたじゃないですか??
クロノーア:おーーー!そうだったな!探しきれずに諦めて寝たのだったな!
かりん:そうそう!クロノーア様ったら焦りながら僕を探しててめちゃくちゃ可愛かったですよっ!!
クロノーア:そかそかー!俺もかりんを探してて見つからなくてもう少しで半べそかくところだったな!
かりん:そうそう!普段はキリッとしてるのに僕を探す時は子供みたいで!そして見つからなくて「かりんどこいった?」って涙目になってた所…本当に可愛かったですっ!
クロノーア:ははっ!これは1本取られ…
アリス:じゃなーーーーーーーーーい!!!(怒り声)
一呼吸。
アリス:二人ともそこに座るのです!いいですか??そもそもあなた達二人にはいつもいつも緊張感というものが足りないのです!
くどくど……………………………………………。
ですから!!
わたくしのようにいつも緊張感をもち!
生活をしていく事がしいてはこの魔界も安定するというもの!
クロノーア:お!では!今日はアリスが一緒に寝るという事でよいか?
アリス:えっ??ええーーーーーっ!!?
(クロノーア様がわたくしと寝てくれる!これはなんて夢のような…いやいや!取り乱してはダメ!こんなのはいつもの事じゃない!クロノーア様のこの悪魔の誘惑にわたくしは負けてはいけないのです!)
クロノーア:ん?どうした?アリス??
アリス:クロノーア様っ!!近い近いっ!!
クロノーア:ん?そうか?あ!で!今日はどうしたのだ?
アリス:あ!そうでした!こんな事してる場合ではありません!二人とも!これから魔界の九尾姫がこちらへ会いに来るとの事なのです!
クロノーア:ん?九尾姫だと!!??
アリス:そうです!あの九尾姫「めぃ様」です!
クロノーア:なにぃぃぃーーーーーっ!!??
こうして俺達の城に九尾姫のめぃが訪ねてくることになったのだ。
めぃ:さぁ!皆さんこんにちは!私が九尾姫のめぃといいます!よろしくね!
クロノーア:お!おう!めぃよ!久しぶりだな。
めぃ:久しぶり!クロノーアも元気そーね?
クロノーア:ま…まあ…元気では……ある。
めぃ:そう?ならよかったわ!それでね!今日きたのはね?
クロノーア:お!おう?一体どうしたのだ?
アリス:めぃ様!お久しぶりでございます!
めぃ:あ!アリスも久しぶりだね!元気してた?
アリス:ええ!それはもう!めぃ様も元気そーで何よりです!
めぃ:ありがとう!アリス!そういえばかりんはどこ??
かりん:やっほーめぃちゃん!ひっさしぶり!!
めぃ:わーい!久しぶり!かりんちゃん!また一緒にあそぼーね!
かりん:はい!楽しみにしてますよ!
こうして三人の久しぶりの会話は続く。
そんな中俺は。
クロノーア:ん...…(そうなんだよ!このめぃは実は俺の許婚であり時々俺が浮気をしてないかを見に来るといった訳なのである。)
めぃ:と・こ・ろ・で……!!
クロノーア:はい??
めぃ:クロノーアーー??私の目をみてーーー。
クロノーア:は!はいっ!!
クロノーア:うわぁ、近い近い…ドキドキして思わず動揺してしまうーーーっ!!
アリス:クロノーア様!心の声がダダ漏れしてますが。
クロノーア:あ!やめるのだ!アリス!俺は何もしてない!
めぃ:んーーー??どうしたの……かなぁ??
クロノーア:いや!なんでもないのだ!!
かりん:あ!そういえばね!めぃ様!!
めぃ:どうしたの?かりんちゃん!?
かりん:昨日ね!クロノーア様がかくれんぼしてくれたの!!
めぃ:へぇ!それは良かったじゃない??
かりん:でしょ?それで僕クロノーア様のお布団に隠れてて朝まで見つからなかったの!凄いでしょーーー??
クロノーア:お!おい!かりん!そんな事今言わなくても!!??
めぃ:ク…ロ…ノ…ー…ア??
クロノーア:はいっ!!??
めぃ:私これから時間結構あるのよね?
クロノーア:そ…そうなんですか?
めぃ:たくさん話……ちゃーんとしましょうね!
クロノーア:はいっ!!!泣
アリス:こうしてクロノーア様はその自らの魅力により自滅の道をいつもいつも辿るのでした。
おしまい。