肉の値段が昔に比べたらムカつくんで記念に思いつきました(堕ちなし)
プロローグ
混沌、デスモの街
その中心からは少しはずれた寂れた一角
角にある小さめの、こういう街によく在るレストランバー。昼は食堂、夜はバーも、ってやつだ。
ママ?が一人で切り盛りしているようだ。
「ローステッド!逃げなさいっつ!!」
「ミディアムにぃ・・ねえさん、俺はここで決着つける、、もう、いい加減我慢限界だ」
「ここは私がどうにかすから逃げなさいっつ!!姉の命令よ!!」
「ミディアムにぃ・・ねえさん、もうこれ以上無理だ、奴らはもうごまかされね−よ」
「いちいち言い間違えないでよムカつくわね」
「ごめん、いい間違えじゃないんだよ、まだ、俺の中で抵抗してる俺がいんだよ、、そのうち慣れるだろうから。それまで待っててくれないかな」
「まぁ、可愛い弟がそう言うなら・・」
「それと、レーア、あいつどこで何してるんだ?」
「あの子、倍になったみたいよ?、いやね見たんじゃないけど噂だけどさ、もう相手いないって言ってた」
バーン!!と、店の扉が蹴り開けられた。鍵が閉まってたわけでもないのに
「おう!ウエルダン兄弟が揃ってるじゃねーか!丁度いい、いままでの分も今日全部返してもらうわうぇーはっはっはぁ〜!!」
「・・・チキンバスター一家なんぞに借りなんか無いわよ!!」
「貸しは腐るほどあるがな・・・」ローステッド
「ほう?、これでもか?」
そいつがドアの前から避けると、どかどかと20人くらいのチンピラが入ってくる。
「「・・・・・・・・・・」」ウェルダン兄弟
「声も出ねーかうぇーっはっはっはああ!!」
「・・・チキンバター、、てめぇ・・」
「てめぇその名を呼ぶなっ!!」
「そうよね、小学校で無理やり食べようとしたら吐いたもんねあんた!」
チンピラども、チキンバターを見る目が、、、、
注視されるチキンバター
「・・うまいっすよ?」チンピラ1
うんうんうなずく数名
「チキンは、貧乏人には大切な肉っす」チンピラ2
豚すら高くてなかなか手が出ないのだ。たまに買えるのがチキンなのだ。ふつー、魚。
「にいさんねえさん店の奥に逃げて!!」
外からでかい声が!
ローステッドとミディアムはさっと店の奥に飛び込む!!
ひゅーーーーー・・・どぐわっしゃあああああああああーーーん!!!
ミサイルみたいに爆発は無い。
隕石?、いわゆるメテオってやつ?
粉塵が収まるのを待つローステッドとミディアム
ローステッドがタバコをすおうとポケットから出すと、ミディアムが拳を顔面に打ち込んだ!
バカなの?粉塵爆発って知らないの?!!!と小声で怒鳴るミディアム。本気で怒るオカマっちょほど怖い人種はない。
店の方から
がさ、がさ、、
よっこらせ、、
外から風が入ってくる。もう部屋ではなく、オープンカフェになってしまったので。
粉塵が流される
小山ほどの、、
「お、おう、、助かったわ、、、怪我、無いか?」ローステッド
「レーア!来てくれたのね!!愛してるわ!!!」ミディアム
「えへへ!きちゃった!」
巨体になったんで仕方がないだろう、可愛い声だったのが、今は野太い声に・・
「ちょうっとみないうちに、育ったわねぇ、、今、どのくらいあるの?」
「えー、まだ2トン届かないの、、も少しなんだけどねー」