表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
シケモク日記  作者: uni
226/430

夢を見た

フラグだったらぶった切りのために書いといてみる




私達家族がタイに本格移住(日本からタイへの完全引っ越し)のために、日本の家は売っていた。

買い叩かれた値段だったが、マンションと建売以外は売り物にならない時代なので仕方がなかった。ネットで見ても、近隣の物件、妥当な額を付けてもずっと売れないような有様だったので。


何が私に今朝の夢をみさせたのかわからない。

311の時のように、何かの警鐘なのか、はたまた、実家の残滓が見せたものだったのか・・


もしくは、嫁の日本(住んでいた家及びその生活)に対する名残り惜しさからだろうか





何か日本に行かねばならない用事が出来て渡航した。

偶然、都内で元近所の人に会った。(昔も営業周りしている時に近所の人に偶然会ったりしたこともあるので不自然ではない。東京たって、実際狭いものだ)


その人が言うには、元の実家はリノベーションして新しい持ち主が住んでるとのこと。

「**が住んでたときとあまりかわらないよ」

とのことだったので、ひと目だけ見に行こうという気が起きた。

家がそのまま残っているのだけ確認したかった。取り壊されてない、ということを自分で確認したかったのだろう。


駅からバスには乗らずに歩いていく。この道程も懐かしいものだ。終バス後に駅に着いた時は歩きしかなかったので、よく歩いたものだった。嫁もよく歩いていた。バスに乗る必要性がなければ歩いていたのだ。


元家に近くにあるスーパーも昔のまま。

と、近所のおばさんと会った。


「**の奥さんの引越し先聞いている?お子さんと犬と住んでるわよ、早く迎えに行ってあげなさいね」

という話。

そこで急に”思い出した”。

あ、残してきたんだったっけ


新興住宅地の方だったので昔と比べて様変わりしている、というので、道を聞いて行ってみる。

迷ってると、偶然妻が居た。買い物に出た様子。

やっと迎えに来てくれたの、と侘しげに。


妻に付いていくと、新築のアパート。今風の小さな部屋。1K。

小さな低い棚みたいな場所に赤子篭。その中に昔のまんまの赤子。


あ、、、


その赤子に触れる私を警戒してか、室内犬が側で子供を見て尻尾を振っている。

この子(犬)も大きくなったな、赤ん坊だったのに。

過去の記憶の最後で会った時は、まだ手に乗るくらいの小ささだった犬。


子供を抱き上げる。

(やっと来たか。もう我は消えるから、迎えに来てもらった。)赤子の意思が心に入ってくる。


そう、嫁と2人でいるのが寂しく、神?が与えた赤子だった。ひとではないので成長しなかったのだろう。


(嫁は?)と赤子に尋ねる。バンコクにも嫁が居る。同一人物。分裂していることになる。

(・・・・消える)赤子

(向こうに着いてからじゃ、だめかな?)俺


(・・・・よかろう)赤子



バンコクの嫁に連絡し、到着便を教えて迎えに来て貰う約束ができた。通常こんな必要のないめんどくさいことを嫁はやらない。通常なら「自分で帰ってこい」と取り合わないだろう。

が、

わかるのだろうか、なにかの力なのだろうか、すんなり了承した。また、その約束は守られるだろうと思った。


便が出るまでの数日、何をして何を言ったかなど覚えては居ない。が、犬は良い人に里子に成ってもらった。それ以外は3人で食事したり散歩したり、だったみたいだ。


バンコクの空港、カスタムもスルー(荷物がほぼ無い)で壁の向こうに出た

横にいた嫁が微笑んだと思ったら、消えた。

柵の向こうにはバンコクの嫁が迎えに来ていたのが見えた。

赤子も衣類含めて消え去っている。


作の向こうに呆然とする嫁(バンコク側)、

駆け寄る前に、崩れ落ちる

実家側の嫁の記憶が流れ込んだのだ、とわかった。

しゃがんで泣きじゃくる嫁を抱きながら、俺も泣いた。


どれだけの期間、赤子と2人+犬のみで寂しい思いをしていたのだろうか。

自分が消えると判ってて、でも、こっちの自分を見て「やっと戻れる」と思ったような、一瞬輝いたような笑みだったな、と思い返す。

いなければ、嫁は犬とだけではおかしくなっていただろう、逆に嫁を見ていてくれた赤子。



いつ、向こうの嫁に別れたのかわからない。

私が家を引き渡すとき、最後に家を出たときかもしれない。

どうやって暮らしていたのかも知らない。


嫁は実家近くで働いたことがある。3箇所で。3つ目はタイに戻るから退職する、というギリギリまで5年ほど働いた。他の者達(日本人や外人)が週4−5日なのに、嫁はできれば7日働いてほしい、と言われるほどだった。が、過労がひどすぎる時は私が嫁の勤め先の上司に電話して強制で休ませていた。





そしてわかった。

実家側嫁の記憶は、私達夫婦以外のそれは消えているだろうことを。

近所の人も、多分、そんな記憶は無いだろう。



これは、今朝の夢だった。

初夢がコレ? って感じだよな?


でも、目醒めたとき、泣いた。


ごめん、長く寂しかったよな、早く迎えに行かなくってごめん、





ーーー




今年、日本は何事もなく過ぎてほしいものだ。


昔から、日本には悪神が多く、また、全日本を範囲とする神も、特に何するという意思が多いわけでもなかった。

そこで、我が国を守ってください、とお願いするのが巫女としての天皇一族の仕事だった。

日本の天と通ずるのは唯一この一族だけだった。卑弥呼系なのかどーかは知らん。


「だった」と書いた。

今はその力も「削がれて」しまってほぼ・・・

何に削がれた?

周囲にいる者達の汚れが酷すぎだから。+、国の有力者達の汚れもかつて無く酷すぎるから。

神事を行ってもほぼ・・・


ただ、

元旦にだけは、今年あるであろう凶事を警告する、ということだけはしてくれている様子だ。

ただそれだけは、未だ行ってくれている様子。



一人でも多くの人が近隣の神社でいいから、短い祝詞でいいから上げて、日本の神の存在に感謝してほしい。それが多ければ、回避できるかもしれない。


中には自覚なしに、それなりの力を持っている者も少なくない。そういう者が祈ってくれれば万人分に匹敵するだろう。


ついでにちょっと寄る、程度でいいから、

自分の欲のお願いではなく、

短くてもよいから(可能なら長いやつ)祝詞と感謝、を。





で、大半は「キチ?」とか思うだろう、今回のは。

でも、

「なんか、わかる」

と少しでも感じた者は、力が一般よりもかなり多めです。なので強力ヨロ!




いつものごとく、モブ共にキチとか思われようが関係ないのだ。判る人だけに届けば良い。





じじぃだから先が長くないのわかってるんで焦ってんだよ! w

少しでも多く発掘(自覚)させてーんだよw

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ