表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
シケモク日記  作者: uni
210/431

道場 (かにょ!)

昔、志村ケン道場というものがあった。

志村が健在の頃、最盛期は門人はかなりの数に行ったそうだ。

志村のギャグ、振り付けの訓練から始まり、メイクも自分でできるように訓練。更には思考などにいたるまで。

道場の師範オーナーは志村研究第一人者らしい。

ただ、どうしても自らは志村に追いつけもしないと悟った。なので、宝石の原石を見出して磨こうと道場を始めたという。現場では志村の原石と呼んでいたそうな。志原しげんと略す。新人発掘は「資源採掘に行ってくる」と呼び、暇な時には学生劇団やら学校のそれ系部活を見に行ったりしてたそう。


道場の目的、オーナーの最終目的は、志村になる、ではなく

志村を越えること

であった。


ただ、時代が時代になり、薄っぺらな思考しかできない者達ばかりになり、志村のギャグを面白いとわかる者達が激減し、クズみたいないじめやパワハラ同様なのがギャグと言われる今の世にはそぐわなくなった。


道場主は道場を閉め、海外に旅立ったそうだ。約束の地を探して。

どこかに、まだまだ志村ギャグのようなものが通用する、楽しむ人々がいる土地があるはずだ、と。


道場主が旅立ちその後数年間に、主だった門人達がそれぞれ別々の土地に旅立ったそうだ。約束の地を見つけたら皆を呼び寄せることを誓って。



これを聞いた時には感動のあまりに大泣きしてしまった。

うそだけど!











* さて、最後の一行はどこに掛かるのだろうか?w

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ