販売量多さ≠良いもの
絶対的要因は「販売点の多さ」。
これに尽きる。
特に売価が高いもの、客が購入後に販売店との繋がりが必要な場合が多いもの。
自動車。ものによっては家電なども。
戦後、自動車ではトヨタが。家電では松下が圧倒的に販売店数が多かった。
家電も当時は直して長く使うモノであった。
客は販売店の人に直してもらう。販売店の者も修理できる者だった。
販売店が近くでないと、不具合や故障したときに販売店の者が出向くのを面倒臭がることも少なくない。また、客が自分で故障したものを店に持っていく時も有る。
なので、販売店の多さはメーカーの売上に直結していた。
更に、販売店を多くするために、CMを多く打つ。町の電気屋はCMをよく目にするメーカーの物がよく売れると思うのは自然。よってCMによって販売店が増える。
トヨタと松下はもともと商人系。「売れるものを作る」が根底。
本田宗一郎は面白い+便利、でいろいろやってたのが商売に発展した様子。なので構想時点で「こだわり」を持ってたようだ。「使いやすい」ように作る、と。「壊れにくい」も「使いやすい」に含まれていた。
彼がまだ生きていたら、バイクのホーンボタンを上にしてしまうような致命的なことを許さなかったろうけどな。
ホンダ(バイク)が販売店を多くしているのは、やはり客にとって身近にあるのは便利だから、という意味が根底にあったのではなかろうか。たまたまそれがマーケッティングに合致し、使いやすい商品ということもあいまって販売台数がトップになっているというだけで。
また、業務向け販売、というのもある。
タイじゃ一般向け炭酸飲料水ではコークが最も見るものだけど、販売量はペプシが一番らしい。飲食店ではペプシを置いている店がダントツ多い。その販売量は大したものだろう。だから一般向けがコークより少し高い強気でも「問題ない」とゴリ押し出来ている様子。
トヨタの売上も、業務向けが多いだろうし、取引先は全てトヨタ買わせているだろうし、グループも多いし。
なので、
素直に一般向けのふつーに販売しているだけで国内トップのスズキの軽四輪がすげーな、と思える。
販売店がおもいきしすくねーのによく見かけるカワサキのバイクもすごいよね、純粋に「好き」という理由のみだけなのにあそこまで売れている、しかも店が少ないので買いにくいのに。
(ちなみに私もZ250FTを新車で買っていたwwつか数台持っていたので各メーカーあったけど)
ということで、
販売台数がどんなに多くとも、別に商品が特によいという理由にはならない、ということ。
売れている=マーケティングが上手い
なのだ。
まぁ、
今の時代
売れている=騙すのが上手い
のが多い気がするけどw




