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飛べない鳥はただのカカポ

作者:テスカヤワラカ
 退屈な日々に終止符を、いざ夜散歩!

 この行動が、俺・若狭修人の人生の分岐点だった。
 
 
 目覚めると、そこ巨大は鳥小屋。隣には爆睡する大きめの鳥が一羽。

 鳥の言葉を要約すると、『ここは異世界、契約してくれ、鳥だけど飛べない』。
 
 俺は、退屈な日々を抜け出し、しかも能力が使える世界に前向きな気持ちでいたが、目の前の鳥から告げられた、まさかの『帰り方がわからない』。
 さすがにずっとこの世界にいるわけにはいかない。

 「召喚しちゃったけど帰り方わからん。てことで手伝いよろしく」
 
 …………むかつく。


 飛べない、足も速くない、かといって視力に特化しているわけでもない、でも踊れる。
 そんな、怒りすら覚えるほど弱い鳥、カカポと渋々契約したシュートは、その鳥をオームと名付け、村で出会った仲間と共に冒険をすることを決断する。
 
 出発の日の朝、鞄に入っていた、オームが俺を召喚するきっかけとなった装置にシュートが手を触れると、突然音声が。
 そこで語られたのはこの国、そして現王の秘密について。

 「手がかりを記した三つの装置この国のどこかに隠した。それを見つけ、王を止めてほしい」

 嘘か本当かわからないこの話を聞いた一行は、その装置と王証神器は同一の物であると推測し、目標を新たに、第一の目的地である三大主村の一つ『運びの村 ムーブ』を目指して村を出た。

 その後、幾度となく困難を乗り越え、見事一つ目の装置を見つけ出したシュート達はムーブへと戻った。
 しかし、そこでわけあってオームが骨折。

 アホな鳥のせいで冒険を中断せざる終えなくなった一行は、旅の途中で出会った、ムーブ村の村長を自称する男・エルが本物の村長か確かめるべく、村長の屋敷へと向かった。
第1章 飛べない鳥
第2章 運びの村ムーブ
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