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バグ持ち特異者が行くところ  作者: 羅夢=サン
《第1章》始まりの街、ヤブダ
6/7

【第6話】そのバグ持ち、ギルドへ行く

朝になった

結局朝まで喋ってしまい寝不足だ

朝日が眩しい、むしろ眩しすぎるくらいだ


「俺は今日ギルド行くけどザクロはどうするの?」


ギルドなんてものがあるのか

行くしかないよな


「行ってみたい!」

「了解、じゃあついてきて」


ロアに連れて行ってもらったギルドは小綺麗で洋風な感じだった

酒場じゃないのか


「今酒場じゃないのかって思ったでしょ?」

「え、あ、はい」


なんでこの人は俺の心を読めるのか

心臓に悪いからやめてほしい


「酒場は他のところにあるんだよ、お酒の匂いとか苦手な人もいるしね」

「ふぅ〜ん」

「あれ?あんまり興味なさそうだね」


いやだってお酒とか飲んだことなかったし

匂いとかまだわからないし


「あ、ギルド登録しよっか」


忘れてた


「あそこにカウンターあるからそこで手続きしておいで」

「わかったよ」


………あいつ絶対俺を子供扱いしてるな

まぁいい、それぐらいは慣れた


「ギルド登録お願いします」

「あらごめんなさい、12歳以下は登録できないんですよ」

「16歳です」

「…!ご、ごめんなさい!今すぐ登録手続き致しますね」


身長が153だからって子供扱いされるのはおかしいと思うんだ


「ザクロ様…ですね、ジョブが決まっておりませんがどういたしますか?」


あれ、ジョブって選べるの?


「…初心者向けのジョブとかありますか?」

「初心者向け…ですか……それなら冒険者でしょうか」

「冒険者でも魔法とか使えますか?」

「普通に使えますよ、基本的に魔法は使えます、向き不向きがあるだけなので」


魔法は使いたいからなぁ…魔法剣士とかあるのだろうか

………あった


「あ、じゃあこの魔法剣士にします」

「わかりました、手続きしてきますね」


どんな魔法が使えるんだろうか…


「………あれ?え?」

「どうしました?」

「あの………すみません!少々お待ちください!」

「え?あ、ちょっと!」


なんなんだよ


「どうしたの?」

「なんかジョブを選んだんだけどいきなり中入っていったんだよ」

「あー…」


なんだよ、そんな悟ったような目をして


「基本バグ持ちはね…ジョブが固定できないんだよ」

「はぁ?」


いやいやいや、そこまでバグに制限されるの!?


「そういう噂、だからジョブは選択しないほう……」

「お待たせいたしましたぁ!」


タイミング悪いな


「えっと……ザクロ様は何故かジョブが固定されないのでジョブ無しとなりました!」


ニートみたいで嫌だなぁ


「こちらがギルドカードです」

「ありがとうございます」

「おめでとう、これでザクは立派な冒険者だね」


おい、その呼び方はなんだ

まるでガン○ムのアイツみたいじゃないか


「その呼び方はやめて」

「いいじゃないか、気軽に呼べるし」

「俺と同郷の人がいないといいけどな」


ここに少しは馴染んだけれども俺は転移者なんだからな、同郷の人がいないわけじゃないだろうし

ぶっちゃけザクロって打つのめんどくさ(殴)のでこれからは省略いたします。ご了承下さい。

基本的に同じフレーズとか使わないようにしているのですが、語彙力が無い為似たようなセリフがちょこちょこあると思います。そこは大目に見てください……

12/25 10:17確認}誤字ってた

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