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バグ持ち特異者が行くところ  作者: 羅夢=サン
《第1章》始まりの街、ヤブダ
5/7

【第5話】自己紹介とその能力

今日は謎の人のテントにお世話になるので少しは食料や飲み物などを調達しなければならなかったが


「さすがに夜だしなぁ…」

「なんか言った?」

「あ、いえなんでも」


「自己紹介がまだだったね、俺はロア、普通にロアって呼んでくれ」

「俺はザクロです、適当に呼んでください」

「そうかザクロ、早速だけど一つ聞いていい?」

「何ですか?」


バグについてなのかな


「魚と肉だったらどっちが好き?」

「へ……?」


急だ、急過ぎる


「俺のバグについてじゃ……あ」

「え?バグ?」


マズイ……これは


「え、君バグ持ちなの!?」


そういう反応だろうな、うん

バグについて…何をどう話せば良いのだろうか


「君のバグってどんな能力なの?」

「えと…俺のバグはHPとMP以外の数値は変わりません」

「………は?」


そらそうだ、誰しもこんな反応になるだろう


「レベルアップしても初期数値のまま?」

「そうです」


やめろ、ちょっと哀れむような目をしながらこっちを見るな


「そっか、じゃあこっちのバグも説明するね」


バグ持ちだったんだこの人

あれ、バグ持ちって本当に極少数だと思うんだけど…

まぁいいか


「俺が持つバグ、MPがHPの代わりなんだ」

「え?」


それ実際無敵では?


「それが無敵じゃないんだよ、HPが2つになった感じ、MPだけが無くなれば即死亡だよ」


何それ怖い、魔法とか使えないじゃんそんなの

てかなんで心の声読んだの?


「ある意味チートみたいなものだよね」

「まぁ…そうですね」

「あ、そうそう…俺はしばらくここにいる予定だから夜泊まる場所がなかったらおいで」


なんとありがたいことか

しばらくはここに泊まりに来よう

この後の大まかなストーリーではバグ持ちが後3人出てきます。どんなバグがいいんでしょうかね?

ロアはHPが無くなった後攻撃を受けるとMPが減る仕様です。


仕様です。

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