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異世界 生物学者  生態の旋律編  作者: ミクロネイア ハル
1/1

ロリータリー娘と異世界 生物学者

チートなしの生物学者は、役に立たない。と叩かれていたので、悔しくて作った作品です。


あまり読むのが好きじゃない方でも読みやすいように1000文字程度には抑えてみました。まずは試しに読んでみてください。ドタバタから始まりますが耐えて読んでくれたら幸いです。


「想像できるだろうか?」

 さっきまで、町中でチンピラたちに一人で追われていたはずなのに・・。

気づけば、草原で白と黒を基調とした、栗毛色の髪色をした短髪の・・・。

 胸のあるロリータリーファッションした女性と生物学者が並んで草原を全速力で走る光景を・・。『想像できますか?』

 それは、未知の生き物に追われていてもですか?答えは・・・。


 今ある状況である。

伊予「ふざけすぎだろー!あれなんだ!パキケファロサウルスみたいな頭を持つ、ガタイの良い牛みたいな生き物は!」


謎の女性「突然、異世界召喚してすみません。ですが、この状況を受け入れてください」

 彼女は、そう淡々と当たり前のように語り出した。だけど僕も僕だと思った。そんな馬鹿げた話を受け入れ軽い質問をした。

伊予「そうか・・。異世界召喚されたと・・。まさかだが・・。あの化物をどうにかしろと・・。」

謎の女性「理解が早いですね~ちなみに化物でわなく、突撃粉砕獣モガです」

伊予「そうか~教えてありがと・・。」

 僕は少し正気に戻って情報を整理した。

「突撃粉砕獣・・・。召喚・・。異世界・・。」

結論『わけがわからんが危機的状況ってことはわかったよ』「あ!」


 ふっと彼女の目を見て仕方ないと役立たずと思う感情がひしひしと伝わってきた。その後目をキリッとさせて前を見てこう答えた。

謎の女性「助かるには、どうやらあれを飛び越えるしかないようですね」

伊予「飛び越えるって・・え!?」

 

 そこには、幅十メートル以上あろう、大きな大地の裂け目が顔を出していた

僕は思わず、言葉を失い顔が引きつる、だがそれを悪化させるように彼女は笑顔で。


謎の女性「大丈夫です。落ちても骨折程度です。飛びましょう」

伊予「・・・。」

 

 しかし、その言葉は、いまの状況下で最もまともな言葉であった。

モガに激突されて即死と越えられなくとも下になにかあって助かる可能性天秤にかけたら。

伊予「確かにそうだな・・。飛ぶしかね~!」


 渾身の力で地面を蹴り裂け目を飛び越える瞬間、現実的には数秒の出来事だったであろう。

だけど、その光景は、僕にとって最も長い「数秒間」であった。

 彼女は、満面の笑みですごく楽しそうに笑い、それをしり目にモガは、勢いあまり止まれず、崖に落ちていく姿が見えた。僕は思わずホッとした。

 その後、顔を前に戻した時、僕は心が踊った。


それは、一人の異世界召喚された学者として、満面の笑みを浮かべたくなるほどだ。今までに見たことがない空を貫く大樹、大地の裂け目に真っ白になるほどの根っこ、大空を羽ばたく大きな生物。そして極めつけは、足元に地面が見えていることだ。


伊予「よし!いけた~!」「バンーン」

 その木にぶっつかった衝撃は、夢の時間を現実の時間に引き戻した。

謎の女性「大丈夫ー!」

 その声は、彼女が無事に着地したことと夢ではなく現実だということを教える鐘となった。


『紛れもない、ここは、本当に異世界なんだと』僕は、色んな感情を抱え、その場で伸びたまま気を失った。



 






 







読んでいただきありがとうございます。不定期ですがよろしくおねがいします

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