裏切りと復讐心
すこしサボりました
「…………きて…く……さい」
何かしら声が聞こえる。 「起きて下さい」
その声と同時に俺は、起きた。
目の前には腰まである髪で金髪、綺麗な服を着た女性がいた。
「あっ、やっと起きて下さいましたね勇者様」
「こ……ここは?」
「ここは、ルーヴィリアン公国です。わたくしは、この国の第一王女サラ・ルーヴィリアン・アギトともうします。気軽にサラとおもうしください」
「あっ、俺は風薙 辰也だタツヤでいい」
「わかりましたわ、ではタツヤ様他の勇者の方々の所へご案内致します」
「おっ、おう」
サラ王女についていきかれこれ5分ぐらいとある大扉の前に着いた。それにしても豪華なところだな花瓶とかが高そうだ。
「ここは、国王の喝見です。礼儀正しくしてくださいませ」
「あっ、はい」
「国王陛下残り一人の勇者様をお連れしました。」
「おーきたか、勇者殿体調の具合はいかがかな」
「はい、大丈夫です。迷惑をかけてしまって申し訳ありません」
「うむ、いいだろうでは、全員の勇者殿が、揃ったろころで説明しようかの」
そう言って国王はこの世界の説明、国の現状を話した。
簡潔に言うとこの世界には、7種族いて人間、亜人、獣人、魚人、魔族、竜人、神族という風になっている。いま、このくには、魔族、亜人、獣人の連合軍と戦っているらしい
「たがら、この国の国民を救うために一緒に戦って欲しい」
そう言ってきた国王は頼んできた。まっ、おれはめんどくせーからパス
「わかりました、この国の人達を助けるべく、戦います。そうだよなみんな!」
嘘だろ、あのクソイケメン野郎め勝手に決めてやがるし、しかもほかのクラスメイトのやつらものってやがるこれじゃー反論反論できやしねーな。
「しかし、僕たちは戦える力がありませんそこは、どうしたら?」
「それは、大丈夫じゃそなたたちは女神様から与えられたスキルがあるそれと、1ヶ月訓練をして敵の連合軍に宣戦布告をしようと思う」
はっ、宣戦布告だってあっちからするもんじゃないのかこっちからしてどうするんだ
「わかりました僕たちが強くなり敵を倒します」
いいんかい!なんなのこのイケメン君バカなのアホなのあっ、両方かなるほど納得。
「それでは勇者様がたこれを」
「これは?」
「これは、ステータスプレートといいます。手に力をこめてステータスオープンと、言ってください」
なるほどみんなにつられてやってみた
「ステータスオープン」
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カザナギ タツヤ
レベル1
筋力:10
敏捷:10
魔力:100
物理耐性:10
魔力操作:10
魔法耐性:10
スキル
・能力強奪
・創造
・全言語理解
・創造神の加護
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うーんすごいのかカスイのかわからんスキルだけいっちょ前だな、他の人も見てみよう。
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サガラ ユウキ
レベル1
筋力:500
敏捷:500
魔力:1000
物理耐性:500
魔力操作:500
魔法耐性:500
スキル
・聖剣生成
・勇者
・女神の加護
・全言語理解
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チートだなこりゃ
「おーおータツヤく~ん君、能力どんなんなの?」
やだなーめんどいのがきた。こいつは、いつも俺にちよっかいかけてくる石島 勝
「メッチャヘッボ、なんなんこのカスイ能力、ヤベッ笑いが止まらん」
「おい、石島、風薙に要らんことを言うな!」
そう起こったのは先生だった。
「ありがとうございます先生」
「いや、いいんだお前も訓練しっかり受けろよ」
「あっはい」
それじゃといって先生は女子の方へ行った
「それでは、部屋に招待いたします」
王女はそう言って俺たちは自分の部屋に行った
部屋に入って寝た
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そして朝になり俺たちは王の喝見へと、呼ばれた。
しかし、何か体が重いな。
「ここに、呼んだのは他でもないこの王城の宝物庫で宝剣が盗まれた!これは、一大事である」
そしてクラスメイトでのヒソヒソ話が始まり
「これから検索を行う男は右へ、女は左へいけ」
そう言った王様にしたがって右の部屋にいった
「では、これから検索を始めます」
そこら辺の騎士がいって列に並ぶ、俺は最後になった。
そして俺の番に回ってきた。
「カザナギ殿こちらへ」
「んっ、な、なんだこれは?」
「どうしたんだ?」
何故か俺の服のなかに剣らしきものが入っていた。
「おい!こいつを捕らえよ、国王の前につき出せ!」
「はっ」
そう言って俺の抵抗を無視して腕を掴み国王の元へ連れていかれた。俺は何が起こったのかさっぱりわからない
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そして今に至る。※プロローグ参照
「こいつをどこかの大陸に転移させよ、この裏切りものを早く」
「さぁ、こっちだ早くしろ」
「俺は、なにもしていない、これは、はめられたんだ誰かに、俺は、俺は、何もやっていない!」
何故だ、何故俺がこんなめにあわなくては、ならない。
……………復讐してやる……………
そう誓った。
そして初めてきたときとおんなじ場所で拘束されて床が光り、俺の意識がとおのいた。