魔王部屋
「は?」
今なんつったこの魔王
「聞いておらぬのか?もう一度言うぞわらわの寝室で寝てもらうと言ったのじゃ」
「な、何故そうなる?」
「それはのう、お前さんが殺されては困るからじゃ」
そういうことね
「いけません魔王様!どこぞの知らぬものを自分の部屋で寝かせるなど」
またさっきの騎士様かよ
「何を言うとるタツヤはどうせヘタレなのじゃからいいではないかのう」
おい!誰がヘタレだ誰が
「それなら大丈夫でしょう」
「おい貴様!調子に乗るなよ」
「なんだ?」
「明日の決闘でお前を殺す」
ちょっと魔王様殺すとか言ってるんですけどならこっちはこうだ
「俺がお前を殺す」
「それじゃ、解散かの」
そうして俺は魔王の寝室へ行った
「さて武器作りますか」
「なんじゃ、何をするのじゃ」
「武器を作ろうと思う」
「なんじゃお主錬金術師かそれとも鍛冶師なのかえ」
「どっちも違うぞ」
俺のは特別みたいなスキルだからな
「じゃあ、なんなのじゃ」
「誰にも言うなよ」
「うむ、わかったのじゃ」
「スキルの『創造』を使って作るんだ」
「知らぬのうそんなスキル」
まぁ神様からもらったスキルだからな
「で、どのような物を作るのじゃ」
「まー見てなって」
「クリエイト」
手をかざしたところにどんどん光が集まって来る
「よし!出来た」
完成までの時間約20分
「なんじゃこれは?見たことのない武器よの」
「こいつツインソードライフルと言って剣と銃になれる武器を隣合わせにして双銃剣に出来るし分離させて二刀流と銃の両手持ちできる品物だ」
「ふむ、ようわからないのじゃ」
「まぁ決闘のときにわかるさ」
「楽しみにしてるからの」
「はいはい」
「それじゃあ寝るかの」
「それじゃあ、そこのソファで寝るわ」
「何を言っておるのじゃお主は。わらわの横で寝るのじゃ」
「い、いやまて...「いいから来るのじゃ」...わかったよ」
ヤベエ、これ死亡フラグ
そうして俺は寝た...........はずだった。




