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魔王城

「ついたぞ」

「おぉ!ここが魔王城か」

俺は今、魔王と一緒に城の前にいた。見た目はドラ〇エⅥの最終ボスダンジョンの城な感じだ。

後ろを見ると城下町がありとても賑わっていた。

「こうして見ると魔族も人間も関係ないんだな」

「そうじゃのう、わらわは人間との共存を望んでいるんじゃがの人間の王が話を聞いてくれなくての困ったものじゃわい」

「入る前に何か被り物をしてくれんかの」

「なぜだ?」

「それは魔族には2つの派閥があっての穏健派と過激派で分かれとるんじゃ、あと魔族の中にも人間を妬んどる奴らがいるからそこはわかってほしいのじゃ」

「わかった」

そして俺は漆黒のフード付きロングコートを着た。

「これでいいか?」

「ふむ、カッコいいぞ」

「フンっ、ほっとけ」

魔王に褒められました。嬉しいかって?そりゃ美人に褒められると誰も嬉しいだろ。

「入るぞ」

そうして俺は魔王城へ入っていったのだが魔王の喝間でのこと

「入るぞい」

そういって魔王は大きな扉の前に立っていた騎士2人に「開けるのじゃ」と言って騎士たちに扉を開けさせた。

「「「「お帰りなさいませ魔王様」」」」

周りには貴族みたいな魔族やメイドさんがたくさんいた。

その奥には3人の女性と1人の男性がいた。

「「「「魔王様!」」」」

はもった、スゲーはこの4人

「魔王こいつらは?」

「魔王軍四天王じゃよ」

ふ~ん四天王ねー強いのかこいつら

「魔王様そこの黒ずくめのおとこは?」

「こいつか、こいつは終焉の大陸で拾った人間じゃ、ほれフードを取らんか」

「わかったよ」

俺は魔王が言われたとうりフードを脱いだ

「本当に人間だ!」

何か相手が戦闘態勢なんですけど

「魔王様お逃げ下さい!」

俺、敵にされてね

すると魔王が

「このバカどもがーー!」

うわっ!びっくりした

「こいつは味方として連れて来たのじゃ!」

「し、しかし人間は」

「納得いかんのじゃったら決闘でもせい」

何言ってんのこの魔王

すると男の四天王が来て

「わかりました。そこの人間私はフラスト・スミルノフという、勝負だ!」

少しアルに聞いてみよう

(・・・・・・)

あれおかしいな反応が無い

(何故話しかけてくれなかったんですかマスター)

色々立て込んでてすまん

(でしたら私がマスターを触れるようにしてください)

あぁわかったよ

で、フラストの力はどのくらいだ?

(はい、マスターの準備体操にもなりません)

そうなん

「わかったその決闘受けて立つ。俺はタツヤだ」

「決闘は明日じゃ。タツヤにはわらわの寝室で寝てもらう」

「は?」

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