あらわれたるもの―104・作戦
文章の内容は変えず文章を読みやすく変更しました。
三上二号「しかしさすがかげろうやられた
な」
おぼろ「かげろうは姫の頭脳だしな。そし
て俺が行動力」
かえで「僕がジャッジだよ。それに任務の
時もかげろうが隊長だしね。作戦を考える
のもかげろうだしね」
三上二号「任務作戦思ったんだがおまえ達
はもしかして忍者なのか」
かがろう「そうね。別にいいか私達はきこ
う忍者又はからくり忍者って言われてる者
よ」
三上二号「からくり忍者聞いた事があるよ
うなないような。いやどこかで聞いた気も
するがああわからない」
おぼろ「それはないな俺達の正体は一族以
外誰も知らないからな。ただからくりにつ
いてはバレてる事もあるかもしれないが何
者かがからくりを使うって感じだな」
三上二号「そうかならからくりって何をす
るんだ」
かえで「それは信じてもらえるかわからな
いけど僕達は人型を操るんだよ」
三上二号「人型ってもしかして人形使いか」
かげろう「んん。同じかもしれないけど私
達は人型使いって事になってるわ」
三上二号「人型ってどうやって操ってるん
だ」
かえで「それはね魂だよ」
三上二号「魂それは何幽体離脱かそれは本
当なのか」
かげろう「あらその反応は何か知ってるよ
うね」
三上二号「ああ人形師って知ってるか」
かげろう「人形師ね人型師じゃないの」
かえで「人形と人型似てる気はするけど」
三上二号「俺が知ってるのは人形師だけだ
。人型師と人形師が同じものかはわからな
いちなみに人形師の人形は幽霊で力を持つ
ものしか動かせない。ましてや幽体離脱し
て動かしたなんて聞いた事がない。おまえ
達は全員人型が動かせるのか」
かげろう「私達は動かせるけど一族で人型
を動かせないものもいるわ。それに動かせ
る時間が違うし」
おぼろ「この中で一番人型が動かせるのは
なんとかえでなんだ。人としての能力は関
係ないんだ」
三上二号「ちょっとまってくれ幽体離脱で
きるなら人型じゃなくてもいいんじゃない
のかわざわざ正体をばらさなくても幽体な
らわからないだろう」
かげろう「えわかってる。本一つ出して幽
体なら読めないのよ。物も持ち出せないし
それに情報収集した後は人型も置いていけ
るし人型の破壊もできるわ。もちろん状況
によってだけど」
おぼろ「人型と言ったが人に見えるとは限
らないんだ」
三上二号「どういう事だ」
かえで「色々な物に化ける事ができるって
事だよ」
三上二号「まさか車から人型になるとかか」
かげろう「車車かああそうじゃないけど何
かに見えて人型はあるわね。見つかりそう
になったら箱になるとかもちろん人の手で
人型に戻せないからただの箱にしか見えな
いわ」
三上二号「そうなのかまさにからくりだな」
かえで「そうだよ。だから人形じゃなく人
型なんだ。およそ人型と思えないものもあ
るし」
三上二号「どういう事だ」
かげろう「そうね手だけのものだったり。
動物みたいなやつだったり色々ね。潜入し
て情報収集が目的だからそれに物を遠くに
投げる事もできるわ。それを仲間が回収し
たり」
三上二号「そうかそれなら俺が知ってるや
つとかなり違うな。人形師の人形は人の形
だからな。幽霊が体の代わりに使うものだ
からな。人間の動きができないと困るしな」
しかしきこう忍者からくり忍者どこかで聞
いたような気がするが覚えてない。ラノベ
それか小説だったかもしれないがただ由香
に人型の話を聞くのはリスクがありすぎる
な情報源も話せないしな。かげろうやおぼ
ろかえでの事は説明できないからな。それ
に俺のこの能力は知ってるものはいない。
父上も知らないからな。と言うよりあいつ
に禁止されてるこれは秘密だ誰にも言えな
い。あいつは俺に色々な事を教えてくれた
これは人の理解の限度を超えてるからな。




