あらわれたるもの―100・令和
文章の内容は変えず文章を読みやすく変更しました。
かえで「終了だって」
三上二号「ハッハッハッハ」
かげろう「アッハッハッハ」
かえで「アハハハハハ」
おぼろ「やめろおまえらはどっかのしゃべ
るまねきんか」
三上二号「しゃべるマネキンだとしゃべる
マネキンか笑うな。ハッハッハッハ」
かげろう「アッハッハッハ」
かえで「アハハハハハ」
おぼろ「何がおかしい」
三上二号「何もかも・・・・・・みな・・
・・・・おかしい。ハッハッハッハ」
かげろう「アッハッハッハ」
かえで「アハハハハハ」
おぼろ「おおまえら」
かげろう「それでどうして話に入ってこな
かったのおぼろ」
おぼろ「なんかなんか嫌な予感がしたんだ
。そうだ嫌な予感がしたんだ。とっても危
険なわかるよな。言ってる事わかるよなな」
それを聞いてもう誰も笑ってなかった。
三上二号「そうか」
かげろう「そう・・・・・・なのね」
かえで「あれあれおかしいな。何もなかっ
たのに変だよおぼろ」
おぼろ「おい」
三上二号「ななんだ」
おぼろ「俺も叫んでいいかいいよな。ない
いよな」
三上二号「んんそうだな。よし許可しよう」
かげろう「そうね私も許可するわ」
かえで「え何何なの何の許可」
おぼろ「いくぞ。ハアーじゅげむじゅげむ」
三上二号「ちょっとまった」
おぼろ「ななんだ突然俺に告白する気なの
か。おいまだ知り合ったばかりだ早いぞ」
かげろう「えー告白ですって」
かえで「え紅白」
一部は雑音として無視されたのだった。
三上二号「違う質問だ。問題そのじゅげむ
は最後まで言えるのですかA:全て完璧に
言える。B:完璧に言えない。さあどちら
ですか」
おぼろ「Bだ」
かげろう「B」
落胆の声が聞こえた。
かえで「B」
落胆の声が聞こえた。
三上二号「BBだとあああああ・・・・・
・なら却下だ」
怒りの声だった。
おぼろ「何何故だ」
だがここによくわかってないものがいた。
三上二号「俺がいや俺達が求めてるのはそ
んなそんな中途半端な物じゃない完璧を求
めてるんだ。そう完璧だ。そうだなかげろ
う」
かげろう「そうよ私達は完璧を求めてるの
よ。当然じゃない」
かえで「えああかん求めてもめて・・・・
・・あれれのれあう」
一部は数に入ってなかった合掌。
おぼろ「あ。わりいちょっと急用思い出し
た。ほんとわりい」
「ダッダッダッダ」
走りさる音が聞こえた。
三上二号「あいつまさか逃げたのか」
かげろう「あおぼろ。ああいっちゃった」
かえで「聞いた」
かげろう「ちょっと急用思いだした」
かえで「昭和のドラマかよ」
かげろう「どうだった」
三上二号「よしいい感じだったぞ。たしか
に昭和はそんな感じだな。では平成はどう
なるかいくぞ。ピロロンあメールが来た。
急用できたいみいだ。じゃあ俺帰るわ」
かえで「聞いた」
かげろう「メールが来た。急用できたいみ
いだ」
かえで「平成のドラマかよ」
かげろう「どうだった」
三上二号「よしいい感じだな。まあ平成も
そんなものだな」
かげろう「で令和はどうなるのかしら」
かえで「令和はどうなるの」
三上二号「令和か・・・・・・令和はない
。残念だがないんだ。お俺だって悔しんだ
。だが無いこれが事実だ諸君わかってくれ」
「ヒューヒュー」
何故か風の音が。
かげろう「れれ令和がない」
「ガチャーン」
コーヒーカップの割れる音が。
かげろう「そんなそんな事って」
「パリンパリンパリンパリン」
皿が何枚か割れる音が。
かえで「れ令和がない。ああ」
「ズダーン」
何かが強烈に倒れる音がもはや人と思えな
い。
かえで「いったいどうしたらいいんだよ。
僕達はこれからいったいどうしろって言う
んだよ。ばかやろう」
「ドン」「ドン」「ズダーン」「ドゴーン」
「ドカーン」「ブーン」「ヒューーーーー」
「ドバーン」「ヒューーーーー」「ドバーン」
「パラパラパラパラパラパラパラ」
「ズババババーン」「ズドドドドーン」
「ズボボボボーン」「ボッキュボーン」
「フュルルフュルルヒ。フィユ。ピプポポ」
もはや何がどうなってるかわからない戦争
かそれとも宇宙人が攻めて来たのか。
「パンパン」
おぼろ「終了だ。いつまで続けるつもりだ
おまえら」
かげろう「えもうかえってきたの」
かえで「えようじは」
おぼろ「終わったぞ。あースッキリした」
かえで「えいったい何してきたの」
おぼろ「フフフ秘密だ」




