表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
954/1736

あらわれたるもの―86・色

文章の内容は変えず文章を読みやすく変更しました。

 クレカ「ではこちらに来てもらえますか」

 相変わらずどこがどこかわからない。何で

 クレカはわかるんだ。何か目印がと思った

 がない。言われた場所に立つと又粘液状の

 液体がまたか。

 クレカ「これを体に塗り込んでください」

 言われた通りにする。同じ事かよく考えた

 らこれってすごい光景。そう思って横のク

 レカを見て驚いた。何クレカの髪が上も下

 のも金色になって行く。これって違うのか

 前と同じものと思ったがクレカの金髪はこ

 の液体のせいかこんなの大丈夫なのかだが

 クレカは普通だ。俺があわててどうする。

 俺が金髪になってるわけじゃない。俺は大

 丈夫だ。いやでもあわてるだろう普通。そ

 のうちに液体が止まった。

 クレカ「はい。では移動します」

 クレカは幼稚園の先生みたいだ。ああ大き

 な園児だ。しかも裸の園児に裸の幼稚園の

 先生。だがまた驚く事になんだこれは。

 クレカ「どうぞ入ってください」

 そこにはとんでもないものが。

 三上「風呂か」

 クレカ「はい」

 そうだと思ったが思わず聞いてしまった。

 そう目の前に風呂がある。ご褒美かこれは

 労働のご褒美だな。クレカがそのまま入っ

 た。洗面器はない。そのままでいいのかと

 まどいながら俺も足をつけた。いい温度だ

 体を下げる。

 三上「フウ」

 思わず声がでる。

 爆笑「ああ」

 爆笑も気持ちがよさそうだ。俺の横のクレ

 カが顔を洗ってる。だが髪の色は金髪のま

 まだ。俺も顔を洗う。爆笑もそれを見て顔

 を洗っていた。どうやらここで粘液を落と

 すみたいだ。

 クレカ「お疲れですよね。しばらくあった

 まりましょう」

 なんとすばらしい話だ。

 三上「たすかる。ああ気持ちがいい」

 爆笑「ああ」

 クレカ「お風呂はいいですね。最高です」

 三上「ああそうだな。風呂の文化があるん

 だな」

 クレカ「それは日本人もいますから」

 そうだった。あの人も日本人だ。

 クレカ「お風呂は日本の最高の文化ですね」

 三上「ああそう言われると嬉しいな」

 爆笑「ああ気持ちがいい」

 あの爆笑も変わるんだからな。風呂には不

 思議な力がある。そう言えばクレカはまだ

 胸のやつをつけたままだ。大丈夫なのかク

 レカは素人じゃないしいいんだろう。そう

 後リングもつけてる。あのリングは外さな

 いのか俺達の世界でもつけていたな。本当

 に特別なんだな。長い間風呂に入りいよい

 よ出る事にああ名残惜しい。クレカに案内

 されて来た場所は水着の場所だ。やっと裸

 から解放される。考えて思った。変な言い

 方だがこれ。クレカも胸のやつを外して水

 着に着替えた。例のヘルメットをつけ機械

 のチェックをする。これは大事だな。万が

 一が起こったら大変だ。いよいよだ。俺達

 は歩き出す。しばらく歩くがおかしい水が

 ない。水はどうしたんだ。そうしてどんど

 ん歩いて行く。

 クレカ「ではヘルメットを取ってください」

 三上「何大丈夫なのか」

 聞き間違いだと困るので聞いてみた。

 クレカ「はい大丈夫です」

 俺達はヘルメットを脱いだ。なんと俺の部

 屋だ。

 クレカ「本日はありがとうございました。

 これを舐めておいてください」

 渡された飴のようなものを舐める。爆笑も

 舐めている。

 クレカ「では失礼します」

 消えた。だが俺と爆笑はとんでもない状態

 だった。

 三上「爆笑大丈夫か」

 爆笑「いえダメです。きついです」

 三上「そうか俺もだ」

 驚いたのはなんだここは違和感だらけだっ

 た。本当に俺の部屋なのかいや俺達の世界

 なのかここって異世界じゃないのかこれが

 ゲートキーパの世界なのかすさまじい。今

 クレカは戻って行った。どんな事になって

 るんだ。クレカの体はしかも顔に一切ださ

 ない。考えてしまう。クレカは結構よくこ

 っちに来ていた。いったりきたりだ。超人

 いやいやいや怪物だ。俺達はゲートキーパ

 の素質がある。それでこれかそうなのか本

 当に素質があってこれならなければいった

 いどうなるんだ。そう言えば向こうで違和

 感を感じてたがだんだん小さくなってきて

 いた。逆にこっちの世界から離れたのかそ

 れでこれなのか俺は爆笑に言って今日の報

 告は無理かもしれないと伝えてもらう事に

 した。さすがだやはり俺より爆笑がまだ動

 けるみたいだ。だがやはり爆笑もいつもと

 違う。これは無理だメシも食べれそうにな

 い。本当に甘くみていた。こんなに世界が

 違うのかアンビリバボーそんな状態だった

 これ戻るのにどれだけかかるんだ。異世界

 ならわかるが自分の世界でこれはきつい。

 ショック大。ビッグショックだ。だめだ俺

 は膝をついてそのまま寝転んだ。ああもう

 自分の呼吸しか感じない。いや感じたくな

 い。飴みたいなのを舐めるのでせいいっぱ

 いだ。これが俺が初めて行った異世界の代

 償だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ