あらわれたるもの―76・がっかり
文章の内容は変えず文章を読みやすく変更しました。
大変な事になってしまった。
いったいどうすればしかもここは世界が違
う。何もかもみなどうなるかわからない。
だがある考えが浮かんだ。この国は貧しい
が王族だけは高い宝石を身につけてるのだ
ろうかだとしたらいや考えてもしかたない
まあそれはこの国の問題だしな。俺には関
係ないな。それにやはりそれなり恰好って
ものがあるかもしれない。いやいや裸だぞ
それなりの恰好ってここはわかりにくい。
普通に物事が考えにくい。
クレカ「ありがとうございます」
これは宝石をほめたからなのか。
テレカ「ありがとうございます。では挨拶
させていただきますね。私が第一姫のテレ
カです。三上爆笑さんイノ国へようこそ飲
み物や食べ物などで歓迎できないのが残念
ですがこの世界を楽しんでください」
しまった俺は挨拶もしてなかった。それに
比べてテレカさんはさすがだ。あの流れか
らこっちにもってくるとはしかし本当に何
やってるんだ俺は。
三上「三上ですそしてこっちが爆笑です。
本日は調査の為ビジネスできたので気にし
ないでください」
テレカ「いえそうではありませんよ。ビジ
ネスでもこんな所まで来ていただいてとて
も感謝しています。それと三上はがっかり
するかもしれませんが」
ちょっとまてがっかり俺は何をがっかりす
るんだ。わからないぞ。話があってるのか
何かがっかりする話があったのか俺が忘れ
てるのか。
テレカ「実はこの宝石ですが安い物です。
そうわが国は豊ではありません。なので王
族でもお金があるわけではないのです。綺
麗な石ですが安い物なのですよ」
クレカ「本当に高い宝石はありますがこの
国では必要としません。もっと大事な物が
あるからです」
三上「大事なものとは」
クレカ「もちろん皆が困らずに生活できる
事です」
なんだこれは善人のあつまりなのかだが俺
は修行のせいで簡単に人を信じない。自分
がいやになるが。
三上「わかりました。それが一番ですね」
だがやる事はやる。こうやって無難に返し
ておく。まともに返すなんて素人だ。
テレカ「それでは私は用事があるので失礼
します。あクレカそろそろじゃない」
クレカ「あそうですね」
何の話だ。
クレカ「こちらに来てもらえますか」
そう言われて俺達はあっさりと門をくぐっ
た。門を通っても特に何もなかった。まあ
さっきまでのしかけにしたら門はありふれ
てるからな。ある部屋に連れてこられた。
三上「ここは」
クレカ「ここで水分を補給をしてもらいま
す」
どうやら水が飲めるみたいだ。コップがあ
り普通に蛇口があって水をコップに入れた
ただコップは金属制だ。これを飲むのかと
思ったらクレカがどこからか出した。薬を
入れた。どこから出したか気になるがもう
気にしないようにした。水からシュワシュ
ワと泡が出ている。しばらくしたら泡がお
さまった。
クレカ「では飲んでください。ただしゆっ
くりと」
俺達はコップを手に取った。中を見た。た
だの水に見える。では味はとりあえず一口
飲んでみた。
「ゴクッ」
なんだこれはただの水だ。水そうだ水あっ
てるぞ。美味しい水とかって思ったが本当
にただの水だった。だがゆっくり飲めと言
われたので何かあるかもしれない。だから
ゆっくり飲んだ。よく考えたらすごい所に
来たと今さら思った。ここでは水も普通に
飲めないのだ。砂漠だって水は飲めるのに
場所によってだがだが聞いた事がある。実
は現地の人が飲んでる水でも危険なのだ。
そう現地の人は平気でも飲んで体調を悪く
する事も現地の人間には耐性があったりす
る。だから水は非情に大事だ。忘れていた
砂漠とか関係なかった。ある意味薬で飲め
るってすごい事かも知れない。
クレカ「ああ後トイレに行きたくなったら
言ってください。そちらの人専用のトイレ
があるので」
そうかそういう事か立ションなんて死罪か
もしれないな。ここではやらないけど。
クレカ「飲みましたねでは移動します」
いよいよかもう門をくぐった。ただここが
何かわからないが何かの建物に違いないが
何の建物かわからない。




