表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
940/1736

あらわれたるもの―72・そんな場所にいるべき人がいない

文章の内容は変えず文章を読みやすく変更しました。

 俺達はそれからこの場所を見ていた。

 商店街は終わり家が並んでいた。その後門

 があった。

 三上「クレカこの門はいったい」

 クレカ「この門はですね。ここから王族や

 その関係者しか入れない場所の門です」

 そんな場所にいるべき人がいない。何故。

 三上「門番とかはいないのか」

 いない確かにいない。

 クレカ「いません」

 三上「そうか。いないのかっていない。な

 んで」

 なんでやねんと突っ込みを入れたいがそれ

 はクレカには難しいだろうからな。

 クレカ「と言われてもいないものはいない

 としかいえません」

 爆笑「いない。フフ」

 「ぞくっ」

 なんか怖いぞ。だがクレカは興味を持った

 みたいだ。クレカが耳うちしてきた。

 クレカ「あの何がおかしいんでしょう」

 俺に聞くのそれ。爆笑に聞いてくれよ。あ

 あクレカもできないのかそこまではそれは

 わかった。でも知りたいと。でも世の中は

 簡単じゃないんだ。それをわかってもらお

 う。

 三上「わわかりません」

 クレカ「わかりました」

 クレカもようやく爆笑の存在がわかったみ

 たいだ。このスペシャルな存在が。

 三上「それでその門をくぐったらまた洞窟

 に戻るとか」

 爆笑「戻る。フフ」

 クレカ「えー。あいやさすがにそれはない

 ですよ」

 三上「いやわからない。もうこの世界はビ

 ックリだらけだからな」

 クレカ「いやさすがにただの門ですから」

 あそこだってただの洞窟にしか見えなかっ

 たぞ。だがさすがにそれは言わない。

 爆笑「ただの門。フフ」

 どうやら爆笑は絶好調のようだ。この世界

 に来てもう自分を取り戻した。早い早いぞ

 クレカももう聞こうとしない。さらに爆笑

 の事を再認識したみたいだ。理解できない

 何かだと。興味本位で足を踏み入れていい

 場所ではないと。安易に触れてはいけない

 存在。クレカの言う事もわかるが俺として

 はたぬきかきつねにさっきから化かされて

 るとしか思えないのだ。クレカに尻尾があ

 ってもあやっぱりのレベルだ。

 クレカ「あ」

 どうやらクレカも気がついてみたいだ。

 クレカ「すいません。秘密保持の為ですが

 驚かせてしまったみたいですね。そうです

 ね。お詫びに一つだけ質問に答えます」

 何。だが答えられない事は無理だろう。そ

 れを考えないやつはダメなやつだ。これは

 空気を読む以前の問題だ。立ち場があるの

 だ。ならなんて聞くか。やはりあれだな。

 三上「実は気になってる事があるんだが」

 クレカ「なんですか答えられる事なら答え

 ますが」

 三上「実は胸を支えてるやつの形が特殊に

 感じて何か意味があるのか」

 さすがに答えられない事を聞いてもな。こ

 れなら大丈夫だろう。でも普段なら胸にか

 らむから聞きにくい。

 クレカ「この国は色々とありまして病気に

 なる人も多いんですがそれの対策として女

 性の乳。母乳を飲む事で病気に対する力を

 上げてるんです」

 何それとどう関係がって何故母乳の話がさ

 すがにわからない。さっきの事どう関係あ

 るんだ。

 三上「どういう事なんだ」

 クレカ「ああすいません。この国の女性は

 子供を産んだ後でも長い間母乳が出るんで

 す。母乳をしぼり出しやすいこれは形にな

 ってるんですよ」

 何かおかしい。それなら形は関係ないので

 はそれに母乳がなんで病気にいいんだ。意

 味がわからない。

 三上「母乳が病気にいいなら普通に体にみ

 んな抵抗力があるんじゃないのか」

 それとも女性だけとか。

 クレカ「それはおなかに子供ができるとあ

 る食事ができるようになるんです。それは

 普段はとても食べられないのですがそれの

 食べ物の成分が乳に含まれるからなんです

 。母乳になるとそれが誰でも飲めるんです

 よ。ちなみにこれはこの国の女性特有の事

 でこの国の母乳は他の国とも取引してるん

 ですよ。それと母乳が出る間はその食べ物

 も食べる事ができるんです」

 なんかわかったような。人間の乳牛バージ

 ョンか長い時によりそうなったのかあるい

 はかけあわせかちなみに母親がお酒の飲む

 と母乳にもアルコールが入るらしい。成分

 として含まれやすいのだ。だがそれとあの

 形とどんな関係があのコウモリみたいな形

 とは。

 クレカ「ああこの国では喫茶店で母乳が飲

 めますから」

 聞いてもいない事を言われた。だがわかっ

 たぞ。そこまで流通してるのか。だがさす

 がに子供を産まないとダメなんだな。牛も

 そうらしいし。

 クレカ「これでいいですか」

 これ以上聞いても無駄な気がする。

 三上「ああありがとう」

 しかし体が進化したのかこの国の女性はす

 ごいな。いや生きる為の進化か。

 クレカ「残念です。我が国特産の母乳を三

 上や爆笑さんに飲んでいただけなくて」

 そうなのか。そう言われるとって。ちょっ

 と興味が話が違うがこれはこれでいいか。

 終わり良ければ総て良しって言うしな。

 クレカ「あ先ほどの話ですがこれはこの国

 シンボルなんです。つまりイノ国の女って

 事なんです。イノ国の女はこの国以外で乳

 を売る事は法律違反ですから。このような

 形になってるんですよ」

 三上「そうだったのか」

 よく考えたら他の国の女が真似もできるが

 こんな風にずっとやっていないといけない

 わけだし。しかも裸はここだけなのでこれ

 でもわかるのかもしれない。乳がブランド

 なのかまあ個人の敷地を使ってやる事もで

 きるが思うにまだ何かあるんだろうな。俺

 ならそれを考える。それがわからないと相

 手も怖くて真似できないだろう。かなりペ

 ナルティがある気がする。後はこれぐらい

 だな。

 三上「そのシンボルは何を意味してるんだ」

 クレカ「これですかこれはラスカって動物

 です」

 ラスカ聞いた事があるようなないような。

 どうやらコウモリじゃないみたいだ。いや

 実物を見ないとわからないが。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ