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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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あらわれたるもの―10・どうみてもただの

文章の内容は変えず文章を読みやすく変更しました。

 妖怪達がいる部屋に向かう時に三上は考え

 るそういえば座敷アザラシの時は驚く事に

 まさかアザラシが来るとはそれはそうアザ

 ラシがしかしどうやってきたか謎見つかっ

 たら大騒ぎワラシがおっさんに化けてた時

 も驚いたが。

 三上「んん」

 化けてた何かひっかかるだが考えるのを止

 める今回はいったいどんなやつがくるのか

 そちらの方が気になる少し期待していた。

 三上「おい。入るぞ」

 声をかけて中に入る三上。

 どいつだ来たやつを探し驚くまさかこいつ

 なのかとりあえず聞く。

 三上「おおまえ達を訪ねて来たのはこいつ

 か」

 するとそいつは喋った。

 ?「そうです私がこちらに訪ねて来た座敷

 犬ですワン」

 それを聞いた三上は一言。

 三上「座敷犬。なんだただの犬か」

 それはどこからみてもただの犬でそれ以外

 表現できない本当にだが何か違和感もある。

 だが。

 座敷犬「あんた今私を舐めましたね」

 口調が変わるなんだ理解できない何が起っ

 たやつらが騒ぎだした。

 座敷ワラジ「そいつには注意するんだにょ

 ー。危険なんだにょー」

 何を言ってるんだこいつは。

 座敷娘「そうよ毒を使うのよ」

 毒毒だとたしか犬は毒など持ってなかった

 はず危険な病気を持ってる事はあるがいや

 こいつは妖怪どこから見てもただの犬だが

 いったいこんなので何をする気あきらかに

 相手を舐めていた三上。

 座敷犬「あんたうすっぺらいですね人間が」

 これは中身が無いって言う悪口悪口なんだ

 毒を使うってそういう事なのか少し気が抜

 けるあほらしい。

 だが。

 「ビリビリ」

 突然なんだ何が体が痺れだし力がだがそれ

 が強くなり何片膝をつく立てないさらに両

 手を地面につけるだが無理潰れた。

 三上「きさまきさまいったい何をした」

 口は喋れる怒りモードだった。

 座敷犬「ハアーバカですかこちらの手の内

 を話すわけないでしょ。そんなのは三流で

 すよ三流」

 三上「クッ」

 とんでもない事を言われるこれはおまえは

 三流だと言われたようなもの屈辱。

 座敷犬「そう言えば獲物を前に舌なめずり

 は三流って話がありましたね」

 こいついったい何が言いたいんだ。

 座敷犬「でも私は獲物の前で舌を出します

 よ。何故って私は犬だからですよワンワン」

 座敷犬は言いたい放題ふと思うそれを止め

 るものはここにいない。

 よく見るとワラジに娘それにアンジュまで

 こちらから目をそむけてる。

 ワラジはどうでもいいが娘とアンジュにさ

 れるのはこたえる娘俺の娘ではないがやは

 り人間と妖怪の違いか何か感じるものがあ

 る一人だけ仲間外れだろうか三上の中では

 アンジュも妖怪に入っているそんな三上を

 見てさらに座敷犬はようしゃなかった。

 座敷犬「ほうあんたどうやら女が苦手です

 ね。そうですかヘタレですかヘタレなんで

 すねワンワン」

 三上「誰がヘタレだ」

 だが三上にはそう言ったが何か感じるもの

 があるその後今度は体に激痛が。

 三上「グアッ」

 痛いぞ。

 三上「グアッ」

 しかも我慢できる痛みじゃだが我慢するし

 かしばらくして。

 座敷犬「おやおやさすがですね。よく耐え

 ました。でも残念ここまでです。ではごー

 よんさんにワンゼロ」

 三上は違和感を感じながら気が遠くなった。

 「プシャ」

 体の体液が出た気が俺は死ぬのかわずかな

 意識で感じるもう何も考えられない意識が

 無くなるしばらくして。

 座敷犬「もしもし何をやってるんですか」

 何をってあれなんだか体が軽い。

 座敷犬「今すぐシャワーを浴びてください

 。臭いので服を着替えて又戻ってきてくだ

 さい」

 よくわからないが言われる通りになんかわ

 からないが腹もたたないしまたそうするべ

 きと思うすごい爽快感生まれ変わったよう

 でこんなのは初めて初めてなの体がとても

 臭いとっても臭いの。

 これはやばいだから急いでシャワーに向か

 うシャワーを浴びて戻ってきた。

 すると座敷犬が手を出してなんだそうか三

 上は握手するのかと手を伸ばすさっきまで

 の無礼も許そう。

 それを。

 「バシッ」

 叩かれた。

 三上「何をする」

 理解できなかった。

 座敷犬「何をってそれはこっちのセリフで

 す。出すもの出してください」

 三上「出すもの?」

 そう言われても三上はわからないまさかさ

 すがにそれはしなかった。

 正解ここには娘も取り返しのつかない事は

 世の中にあるやってしまったのですねでは

 どうしようもない。

 座敷犬「何言ってるんですか金ですよ。気

 分がよくなったでしょ」

 三上「何金を取るのか」

 だがこんなに気分がいいのはスパでも無理

 しかたない払うか。

 三上「いくらだ」

 そういえばアザラシは10円だったな。

 100円ぐらいだろうかまだ少し幸せ気分

 だった。

 座敷犬「1万円ですワン」

 三上「何一万だと」

 その言葉に意識が覚醒今までの幸せ気分が

 吹っ飛んだ瞬間だった。

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