ある妖精の物語・あらわれたもの
文章の内容は変えず文章を読みやすく変更しました。
どれだけの月日がたっただろうかもうわか
らなくなっていた。
だがある時僕に転機が起こる。
僕の声に誰かが反応したみたいだ。
まさか妖精それはそれでいい感じがしない
がそう思っていると誰かが名前を言った。
それにより僕は壺から吐き出された。
自由だ。
自由になった。
誰かわからないがその人のおかげでどうや
ら完全に開放されたみたいだ。
そうだ人を感じる。
これは人だったのか変わりに吸い込まれた
人には悪いけど僕にはどうにもできない。
ごめんなさいそう言ってこの場所を離れよ
うとした時振動が何故か壺から煙がすると
女性があらわれた。
なんだ自力で出てきたのか?
ありえない。
信じられなかった。
これは驚愕に値する。
妖精の僕でも無理なのにそんな事があるな
んてそれがただの人間がやったとはだが壺
のやつは叫んでいた。
とんでもないやつだってあの壺は頭の中を
覗き込んで恥ずかしい目に会った事を攻め
てくるのだ。
だが壺はどうもあの女の頭を覗きたくない
みたいだ。
だから吐き出したのかいったいどんな事を
考えてるんだこの女はもしかして難しい事
を考えてるのかそれともホラーマニアか人
間の女には想像もできない恐ろしものを見
て喜ぶものがいるという。
結局僕にはさっぱりわからないけどそして
女は怒っていた。
だから壺は女に何か言ったみたいだ。
なんか交渉してるみたいだ。
声は聞こえないが。
壺もこんな事は初めてだからとまどってる
みたいだ。
だが声が小さい。
そして壺は何か出した。
なんと美男子を出した。
女性なのでどうやら好きにしろって事みた
いだ。
女が喜びそうなめちゃくちゃいい男だ。
たぶんこれはこの女の頭の中にあったもの
だ。
これならこの女も大喜びだろう。
これが壺の力なのかこれは実態のある幻だ。
そう幻だ。
女にわかるかわからないがだが女は怒って
る。
壺は何か言ったみたいだ。
やはり声が小さい。
壺は男を消して今度は女を出した。
すごい美女だ。
これも実態のある幻だ。
だが女は怒ってる。
壺は何か言って又声が小さい。
ここからでは聞こえない。
壺はまたそれを消してそう女を消した。
今度は今度は何が出るんだ。
少し興味が出た。
本当に何が出るんだ。
時間がかかってる。
壺も考えるてるみたいだ。
すると壺は今度は馬を出した。
これも実態のある幻だ。
女に何か言ってる。
ここからでは聞こえない。
壺の声がドンドン小さくなってるみたいだ。
それにより女はさらに怒ったみたいだ。
どうやら交渉は上手くいかなかったみたい
だ。
僕には何がなんだかよくわからないが女は
どうやら怒りの頂点に達したみたいだ。
めちゃくちゃ怒ってるのがわかる。
恐ろしい。
男を出したが男もダメ。
女を出したが女もダメ。
馬を出したがどうやら馬も嫌いだったみた
いだこの女は壺もついてない。
馬が好きだったらよかったのに何を出せば
よかったんだ。
妖精は勉強してるのであれが馬って事はわ
かった。
馬とは乗り物だ。
早く走る。
何が気にいらないかわからないが美しい馬
だ。
どうやらオスみたいだ。
まさか馬のメスがよかったのかわからない。
女は壺を蹴ろうとした。
思ったのはあの壺はちょっとやそっとじゃ
傷もつかない魔法の壺だ。
そう力を感じる。
蹴れば足が折れて痛みで転がりまくるのは
女の方だ。
止めるかだがもう遅い。
女は蹴ってるのだ。
早い。
だがここで考えられない事が起った。
女の蹴りで壺が割れたのだ。
あら?われた?
どうなってるんだ。
この女はサッカー選手なのかそれとも空手
かかそれとも壺割かかまてそんなのはいな
いはずだな。
昔した人間に対する勉強を思い出した。
壺割かはいない。
そうだキックボクサーだ。
どうでもいいが。




