ある女達の失敗・何故記憶があいまいなのか
文章の内容は変えず文章を読みやすく変更しました。
女「ちょっとまってあいつは敵でしょ」
当然の事を言う女。
男「わかってる。だが助けてもらったやつ
もいる。いい匂いがするらしいぞ」
思ってる事を言う男。
女「匂いそうなの」
男の言葉に考える女。
男「なんだ感じなかったのか」
男は疑問を言ってみた。
女「それが鉄仮面が気になって」
女も今思い出した事を言った。
男「それか不思議な模様と文字で他が気に
ならなくなったんだな」
男は何か知っていたみたいだ。
女「そうよ」
女はそれに納得した。
男「どんな服装だった」
さらに男から質問が。
女「それが思いだせないのよ」
女は素直に答えた。
自分でもよくわからないみたいだ。
男「同じだな。鉄仮面が気になって覚えて
ない。昔から言われてる事だ」
それに対して男は知ってる事を答えた。
男「それがやつの力だ。あの鉄仮面には謎
があるんだ。調べられないからわからない
がな」
男はわかりやすく女に伝えた。
本当は材質を調べたわけではないので鉄か
どうかもわからない。
そう言われてるだが呼び方が無いのも困る
のでそうなっているのが現状だ。
女「それにしてもあんな変な笑いをするの
が好みだったの」
女は又思った事を言ってみた。
これは理解できなかった。
あんなのがいいの。
男「実はな組織も甘くない今は声も指紋と
同じだからな」
女「まさか」
男「ああ。あれは作り物の声だ。それとあ
の声も秘密があると言われてる」
男は女を納得させる事を言った。
女「謎や秘密だらけね」
男「だからこそみんな気になるわけだ。ま
あある意味ビックリ箱だな」
男の言葉に同意する女。
女「ビックリ箱たしかにそうかもしれない
。驚かされてばかりだしあでもそれだけじ
ゃないのよ」
女のこの言葉には男は反応した。
男「それだけじゃないどういう事だ」
男は失敗が鉄仮面の女が原因と思っていた。
だがまだある事が信じられなかった。
他に何があるんだ。
少し声がきつくなっていた。
女「ちょっとむきにならないでよ」
男「ああわるかった。教えてくれ」
女「女がもう一人いてね。鈴音の妨害をし
たのよ」
男「妨害それは鈴音の力が効かなかったっ
て事か? 鉄仮面の女以外で」
女「そうなるわね。お客に何かとんでもな
い事を言って注目させたのよ。それで鈴音
の力が遅れる事になったのよ」
男「なんて言ったんだ」
女「それはわからないわよ。鈴音の術でみ
んな記憶が無くなってるから」
男「そうかたしかにそうなるな。しかしそ
いつは何者なんだ」
女「ウエイトレスの格好をしてたんだけど
ウエイトレスじゃないみたいなのよ。後で
ウエイトレスが眠ってるのが見つかったん
だけど服を奪われたみたいね」
男「なんだ。それは最初からウエイトレス
に化けてたって事か」
男は驚いた。
それとも単なる偶然なのか。
女「信じられないけどそうなるのよ」
女も考えていた。
情報がもれてたとは思えない。
組織は甘くないのだ。
待機はさせられるが何にとは時間ギリギリ
で知らされる。
用意はできるが心の準備はできない。
これは情報漏洩を防ぐ為だが。
男「しかし今時顔を見せるとはもしかして
そいつは顔を自由に変えられるのか。カメ
ラなんてどこにあるかわからないのに」
女「そうかもしれない。でもそれなら小説
の世界よ」
有名な顔変える男の話だ。
男「たしかにな。テレビであるようなゴム
とかが実際使えるかだな。すぐにばれそう
な気がするがそれとも特殊メイクか。暗い
場所ならいけるかもしれないが明るい場所
ならどうだか又謎だな」
女「それで組織が手に入れた動画に映って
いたけど組織のデータでは該当者なしだっ
たみたいね」
男「これはますますタヌキやキツネの仕業
といいたくなるな」
男もこれ以上は考えられないみたいだ。
もちろんキツネやタヌキと思ってるわけで
はないがえたいの知れない何かかも少し頭
によぎった能力者か今俺の横にもいるしな。
普通に見える横に座る女この女も能力者だ。
街ちで歩いていても誰も能力者と思わない
だろう。
もちろん目立たない行動と姿を心がけてい
るわけだが。




