第百三十七章 貧乏神2・あっぱれだ
文章の内容は変えず文章を読みやすく変更しました。
ヤミカーラが考えていた金太郎は金太郎ま
さかりをかついでる。
まさかりとは巨大な斧でなく大斧。
大斧とは刃の部分が大きいものをそう呼ぶ。
そうこれは決まってる事だ。
そしてクマにまたがりお馬の稽古。
そんなのが稽古になるかわからないがその
すごさは伝わる。
だいたい手綱と鞍がないと。
しかもクマと相撲とかありえない。
まさに超人だ。
この超人金太郎と貧乏神にどんな関係が実
は金太郎は現代に存在するのかそうひそか
に継承されていて今金太郎何代目とか一子
相伝での斧の使い方。
獣の操り方。
それらのスキルを持っているのか。
普通はわからない裏の世界で活躍している。
いないとはいいきれない。
だがこの場合の金太郎はそれとはまったく
関係ないのだ。
貧乏神の言う金太郎とはそれとはまったく
違うものだ。
きんたろうとも言うが又の呼び方をかねた
ろう。
それは貧乏神の敵。
いや敵とさえ言えない正体不明のもの。
存在すらよくわからない貧乏神が騙されて
金を奪われる。
謎の存在。
しかも相手の記憶が一切無い。
わかってるのは名字や名前に金ってものが
漢字で含まれてる事。
なぜか被害にあった貧乏神はそれだけは覚
えていた。
だがこれはあえてわざと記憶に残されてい
たのかそれもわからない。
なんせ相手は記憶の操作ができるのだ。
もちろん本部がこんなのを黙ってるわけが
ない。
だが本部でもまったく手がかりが見つから
なかった。
貧乏神はターゲットを捕まえる為に経費が
渡されてるいる。
これは必要経費だ。
金持ちは金持ちが集まる場所にいる。
そこに行くのはやはり金がいる。
それを奪われるのだ。
貧乏神からどうやって金を騙し取るのかそ
のやり方がまったく検討もつかない。
いつしか金太郎は信じられない事ありえな
い事などの時に貧乏神の中で用いられる様
になった。
本部も被害にあった貧乏神が嘘をついてる
と思ったが調べてしかも強烈にそしてそう
でない事がわかった。
本部はぬるくない。
しっかり調べた結果だ。
その本部がどうにもできない存在。
それが金太郎だ。
そしてヤミカーラの前ではその信じられな
い事が現在起こっていた。
チオルーラ「フフフフハハハハ」
ヤミカーラは考えた。
ふからはに変わっただがこれでよかったの
かこれがひからはなら大変な事になってる
かもしれない。
そうだ。
やはりこれでいいのか・・・・・・。
考えたがいやよくない。
こんなの何の解決にもなってないぞ。
しかし今は何もできない。
チオルーラ「ハハハよくわかったな誉めて
やろう」
何突然喋り出した。
すぐに考えた。
これはこっちも喋っていいのかいや危険だ
な。
様子を見るかトラップかもしれない。
トラップでノーガード戦法が発動したら大
変だ。
チオルーラ「今回は時間がなかったから対
応できなかった」
どどいう事だ。
対応できない。
何の話だ。
チオルーラ「したがってきさまの勝ちだ」
勝ちどういう事だ。
負けるよりはいいが勝負なんか・いや・ま
さか。
そういう事なのか。
チオルーラ「だけど悔しくなんかないんだ
からな」
そういうが
ヤミカーラ「んん」
声はかなり悔しそうにも感じるがこれはど
う受け取ったら。
チオルーラ「次はこうはいかないから・・
・・・・あー・・・・・・いやそれって・
・・・・・あー・・・・・・じゃあ・・・
・・・あーはいはいあーああーわかりまし
たはいはいああわかりましたよ・・・・・
・そうですかはいそうですか」
だんだん荒っぽくなっていく声がもめてる
のかいやもめてるんだろうな。
やはり。
そうでなければただのお笑いだ。
コントだ。
だがザブトンは・・・・・・これでは厳し
いな。
チオルーラ「んんまあ色々とと予算もある
るのでそこははそれなりにに今はは無理み
たいだだ。よかったななかっこ涙目ー」
やはり予算か大変みたいだな。
口調もおかしくなってる。
ショックが大きかったのか。
仕事も大変みたいだな。
他人事だがしかしこれは初めてだ。
かっこ涙目。
まさか口に出して言うとはだがわかるぞわ
かるよっぽど悔しかったんだな。
おまえの気持ちは私にとっては他人事だが。
チオルーラ「なのででこの後ははもうこん
なな仕掛けははない。おまえのの勝ちだだ
後はは好きにするががいい。さららばだだ
ー」
敵ではないがあっぱれな去り際。
ちゃんと対応ができてるな。
時間を確認するとまだ大丈夫か。
好きにか・・・・・・ならさせてもらおう。
質問をするか。
他にも試したい事もあるしな。
誰かわからないがエックスあっぱれだ。
今回は私が勝たせてもらっただが運次第で
どうなっていたかわからない。
いい勝負だったぞ。
とうとう何等かの決着がついた。
そう思ったヤミカーラだったがいまだにわ
からない事だらけと言う事は変わらない。
ただ謎のエックスとお互いの健闘を讃える
ぐらいには存在を感じた。
今回はここまででございます。
次は何が起こるかエックスの事がわかるの
かわからないのか。
それでは次回をお楽しみに。
さようなら。
バイバイビン。




