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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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第百二十四章 貧乏神2・ガーン

文章の内容は変えず文章を読みやすく変更しました。

 ここは霊切寺。

 あるものが考えていた。

 あるものそれはここに住み着いてる座敷ワ

 ラジ妖怪だ。

 今回の件を話すべきか。

 話すべきでないか。

 だが後でわかった時に何を言われるかなら

 先に話た方がいい。

 そう思って探す事にした。

 どこにいるのか。

 いた。

 それはこちらに背を向けていた。

 するといきなり尻を振り出した。

 何をやっているのか。

 理解できない。

 まったく理解できない。

 後ろには自分以外いない。

 何をしてるんだにょー。

 だが振り向いてないので自分の存在は知ら

 ないはずだ。

 ここからは離れてる。

 体操でもしてるのかにょー。

 だがさらに四つん這いになった。

 何をやっているのか。

 やはり体操か。

 だがよく見ると。

 これは何かを狙ってる。

 鳥が地面にいた。

 あれを狙っているのかにょー。

 見ていると。

 突然。

 座敷娘「ああ失敗ね」

 そう言って姿勢を戻す座敷娘。

 何まだ何もやってないのに何言ってるんだ

 によー。

 理解できないにょー。

 すると気がついたみたいだ。

 座敷娘「あらいたの」

 座敷ワラジ「何もやってないのに失敗って

 どういう事だにょー」

 座敷娘「見たのね」

 黙って見てるのがバレた瞬間だった。

 この場合は普通なら。

 だがこいつは違う。

 座敷ワラジ「見たにょー」

 相変わらず何も考えてない返答が。

 正直者というかなんというか。

 こいつは。

 いらっとしたが。

 つきあいは長い。

 こいつはこういうやつだった。

 すぐに冷静になる。

 座敷娘「イメトレよ」

 座敷ワラジ「イメトレって何だにょー」

 「ガーン」

 衝撃を受けた。

 イメトレ知らないの。

 めんどくさいわね。

 座敷娘「イメージトレーニングよ」

 座敷ワラジ「よくわからないにょー」

 「ガーン」

 衝撃を受けた。

 だがまだわからないようだ。

 どうするべきか。

 座敷娘「頭の中で考えてトレーニングする

 のよ」

 座敷ワラジ「それに何の意味があるんだに

 ょー」

 「ガーン」

 意味って。

 めんどくさくなってきた。

 これはかかわってはいけない。

 こちらがきつい。

 ギリギリだったが。

 限界だ。

 爆発だ。

 座敷娘「ああ。そうだ。忘れなさい。あん

 たにはわからないから。忘れるのよ。それ

 がみんなの幸せになるんだから」

 荒業に出た。

 強烈なやつだ。

 結果は。

 「ガーン」

 とはならなかった。

 座敷ワラジ「わかったにょー。忘れれるに

 ょー」

 これで解決。

 一体あの会話何だったのか。

 私も忘れよう。

 そう思う座敷娘だった。

 これはこれ以上突っ込むと大変な気がする

 にょー。

 たんなる好奇心だったのだ。

 そこまでこだわっていない。

 そして。

 こっちも自己回避だった。

 結果結果オーライ。

 それより気になった。

 座敷娘「何か話があったんじゃないの」

 すっかり忘れていたにょー。

 座敷娘は考えていた。

 こいつとは好みも違う。

 こいつはビールしか飲まないが自分は魚が

 好きで特にうなぎが好きだ。

 酒は特に何かってこだわりはない。

 そして自分にはオアシスのような場所があ

 る。

 そこが平和であればそれ以外はどうでもい

 い。

 この場所にいるのは単なる小遣い稼ぎだ。

 それとここの人間は妖怪になれてるみたい

 だ。

 これもいい。

 利害関係でこいつとはぶつからないはずだ。

 だからこいつとは問題は起きないはずだが。

 だが。

 だが。

 何か嫌な予感がした。

 何か嫌な予感が。

 座敷ワラジ「実はマスターの場所を貧乏神

 に教えたにょー」

 座敷娘「え」

 今なんて言った。

 マスターの場所。

 貧乏神。

 ああ人間じゃないのね。

 なら大丈夫。

 大丈夫。

 大丈夫。

 大丈夫。

 大丈夫じゃない。

 「ガーン」

 衝撃を受けた。

 あの場所にはマスターの思い人が。

 貧乏神って言ったら人間を誘惑する。

 危険だ。

 まずいマスターが機嫌が悪くなって店を閉

 めたら。

 大変だ。

 私のオアシスが無くなってしまう。

 まさかこいつが何かやらかすのはわかるが。

 まさか私のオアシスにまでかかわるとは。

 しかも教えるつもりでなくもう実行した後

 だ。

 どうにもできない。

 とりあえず確認しないと。

 座敷娘「あんたあそこに人間がいるのは知

 ってるわね。それもマスターにとって特別

 な人間が」

 こいつもマスターの事は知ってるし。

 わかってるはずよね。

 マスターの怖さも。

 マスターのアイアンクローは痛いわよ。

 昔酔っていて余計な事を言って。

 痛い目に会った事がある。

 座敷ワラジ「それはわかってるにょー。だ

 からそれは言っておいたにょー」

 座敷娘「どう言ったの?」

 座敷ワラジ「それは・・・・・・」

 座敷娘「まああんたにしては考えたみたい

 ね」

 なんとかなったみたいだにょー。

 座敷娘は考えた。

 だが何かおかしい。

 おかしすぎる。

 こいつが親切だけでこんな事はしない。

 それに貧乏神あっちから見たら私達は疫病

 神だ。

 なぜ接触したのか。

 向こうから来るなんて考えられないが。

 だいたいあの場所を教えたのは私だ。

 なら私にも権利がある。

 それにこいつは下手だ。

 そう隠すのが。

 座敷娘「あんた貧乏神とどんな取引したの」

 「ガーン」

 衝撃を受けた。

 何故わかるんだにょー。

 バレバレだった。

 座敷ワラジ「うう」

 座敷娘「あの場所を教えたのは私よね。な

 ら私にも権利があるんじゃない」

 座敷ワラジは追い詰められていた。


 そしてその頃。

 貧乏神のヤミカーラは考えていた。

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