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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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第百六章 変わった事

文章の内容は変えず文章を読みやすく変更しました。

 私は部屋を見た。

 そこには本来あるはずのものがなかった。

 変わっていたのだ。

 そうなかったのはカイザーマスクの人形だ。

 あるはずの場所に無いこれはどういう事か。

 代わりに熊の木彫りが。

 何故熊が。

 座ってる熊のやつだった。

 この熊が意味するものはなんだ。

 わからないぞ。

 だが私は寝る事にした。

 もしかしたら次に朝起きたらちゃんとある

 感じがしたのだ。

 いやあってもらわなくては困るのだが。

 だが私は朝起きて現実を知る事になる。

 無くなっていた。

 何もかも人形だけでなく資料など何もかも

 だ。

 だが所詮趣味だ。

 気にしてはいられない。

 仕事にいかないと。

 もう一つ気になる事はあったが。

 熊の木彫りは立ってるやつだった。

 立っている。

 立っているぞ。

 いや熊は立つものだが。

 だがまさか木彫りの熊が立つとは。

 これにはどんな意味があるんだ。

 止めよう。

 考えるのは時間の無駄だ。

 私は朝食を食べ時間になったので仕事に向

 かった。

 聞かなくては。

 とにかく聞かなくては。

 それ以外考えられなかった。

 私はユーリ―を見つけた。

 彼女も私を見つけたみたいだ。

 よしえ「おはようユーリ―」

 ユーリ―「おはようございます。よしえさ

 ん」

 いつもの挨拶だ。

 そしてこれからだ。

 そう始まるのだ。

 私は確認する事にした。

 ここには何故かヨハンはいない。

 よしえ「ユーリ―昨日は悪かったな」

 「ジー」

 ユーリ―「どうやら今日は大丈夫そうです

 ね。そうですよ大変だったんですからね。

 今度何か奢ってくださいよ」

 何。

 それだけか。

 セリフは同じだが趣味の話がないぞ。

 おかしい。

 私は聞いてみる事に。

 よしえ「ユーリ―。ああカイザーマスクっ

 て知ってるか」

 ユーリ―「えカイザーマスクですか。知り

 ませんがああプロレスラーですか。すいま

 せん。私はそっちの方はよく知らないので」

 知らない。

 知らないのか。

 カイザーマスクをどうなってるんだ。

 だがこういうしかない。

 よしえ「そうか知らないならいいんだ」

 おかしい。

 ユーリ―が笑いながら言った。

 ユーリ―「それより期待してますからね」

 期待か。

 考えないといけない事が。

 何がいいか。

 浮かんだぞ。

 ケーキだ。

 よしえ「んん」

 だが私はあまり好きじゃないな。

 自分が好きじゃないものを他人奢るのはな。

 他にはないか。

 浮かんだぞ。

 アイスだ。

 よしえ「んん」

 だが私はあまり好きじゃないな。

 自分が好きじゃないものを他人奢るのはな。

 他にはないか。

 浮かんだぞ。

 ダンゴだ。

 ダンゴか。

 よしえ「んん」

 だが私はあまり好きじゃないな。

 それに若者っぽくもないしな。

 そうだ仕事の帰りに町に出てみよう。

 何かいいものがあるかもしれない。

 そういえば前に行ったのはいつだったか覚

 えていない。

 この建物にいればたいていは生活できるか

 らな。

 そして仕事が終わったので。

 出かける事に。

 歩いていると子供が母親に何か言ってる。

 聞いてみると。

 子供「おかあさん。おかあさん」

 母親「なあにどうしたの」

 子供「私ドーナツが食べたい」

 母親「ドーナツか。そうね。あそういえば

 山田さんの奥さんが近くにおいしいドーナ

 ツ屋さんができたみたいっていってたわね

 。じゃあいってみましょうか」

 子供「わーい。やったやった。ドーナツド

 ーナツ」

 母親「ウフフフ」

 親子のほほえましい光景だった。

 そうかドーナツか。

 私もドーナツは好きだ。

 行くのならこの親子についていけばいいな。

 私は親子についていく事にした。

 そしてそれは歩いてたいして時間のかから

 ない場所にあった。

 店の名は変わっていた。

 なんだ「ドーナツの穴もあります」だと。

 どういう事だ。

 入って見るとすぐにわかった。

 ドーナツの穴も売ってるみたいだ。

 穴がどうしたら売れるのか。

 謎々みたいだが。

 ドーナツの穴にすっぽりはまるお菓子があ

 るって事だ。

 それをドーナツの穴に入れることでまた違

 う食べ方ができると言うやつだ。

 このお菓子をドーナツの穴と言っているの

 だ。

 それはドーナツと同じ大きさで中央のでっ

 ぱりを穴に入れる事でドーナツの上に載せ

 る物だ。

 これにより食べていてもずれる事がない。

 ドーナツと一緒に食べるそのカリカリとし

 た食感が美味しそうだ。

 私は食べてみる事にした。

 人気が有るのか店の中も結構人がいるな。

 これならはずれはなさそうだ。

 そしてまだ座れそうだ。

 人も並んでるがもうすぐ私の番だ。

 私はドーナツはハチミツ味のやつを食べる

 事にした。

 上にのせるお菓子は何にしよう。

 そうだチーズ味だ。

 後はバター味もあるが変わった物があった。

 なんとお餅もあるみたいだ。

 お餅はお餅味などないのでお餅をのせられ

 るようにしたものだ。

 ドーナツとお餅。

 一緒に食べたらどうなるんだ。

 そういえばカレー味もあるな。

 迷うじゃないか。

 よし決めたぞ。

 今日は上にのせるお菓子はチーズとおもち

 だ。

 ドーナツはハチミツのやつだ。

 飲み物はなんだコーヒーしかないのか。

 まあそれでもいいが。

 気になった。

 子供は大丈夫なのか。

 私の番がきた。

 店員を見た。

 何か一瞬感じた美人だ。

 若くて美人な店員さんだった。

 だから違和感が。

 珍しいこんな美人がドーナツ屋に。

 だが考えてもしかたがない。

 美人はドーナツ屋で仕事をしてはいけない

 と言った法律はないのだ。

 私は店員に言った。

 さっきの内容だ。

 だが店員は。

 店員「おまちしてました。よしえさま」

 よしえ「なんだ。なんで私の名前をしって

 るんだ」

 店員は笑ってる。

 どういう事なんだこれは。

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