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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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第百五章 本当に

文章の内容は変えず文章を読みやすく変更しました。

 ユーリに詳しく聞かないと。

 よしえ「ユーリ―私に昨日何があったんだ」

 気になる。

 気になるんだ。

 気になってしかたがない。

 一番気になる事はかたずいたので今はこれ

 が気になる。

 ユーリ―「大変だったんですよ。立ったま

 ま動かなくなってみんなで器用だなって話

 てたんですけど」

 私は知った。

 そんな。

 そんな。

 そんな。

 あの有名なアニメのヒーローのような事を

 やっていたのか。

 今やれと言われてもやれる気がしない。

 いやいやそもそもそんな機能は私にはつい

 ていないはずだ。

 どうなってるんだ。

 まさか私の三半規管がこれほど優秀とは。

 日頃は爪を隠してたんだな。

 三半規管のくせに爪とは笑ってしまう。

 だが悪くない。

 いやむしろ気持ちがいい。

 でかしたぞ三半規管。

 今日程自分の三半規管が頼もしく思った事

 はない。

 よしえ「それでどうなったんだ」

 ユーリ―「見てもらって体に異常はなかっ

 たんですがここでは何もできないので部屋

 に帰って寝てもらいました。寝間着があっ

 たの着替えさせて。すいません。下着は見

 てしまいましたが緊急と言う事で。そこは

 運命だと思ってください。ニックは服みた

 いにどっかに引っ掛けといたらいいって言

 ってたんですがきっと冗談ですよ」

 ニック殺す。

 私に殺意の波動を起こさせるとは。

 たいしたやつだ。

 冗談じゃないぞ。

 冗談。

 そうだ冗談だな。

 いくらニックでも動かなくなった私を服み

 たいにどっかにひっかけるわけがない。

 そうだ冗談にきまってる。

 そうでなければフハハハハハ。

 悪魔の様な気持ちにもなったが。

 今は冷静になった。

 そして思いだした。

 下着。

 下着を見られただと。

 運命だと。

 声が聞こえた。

 ギャー。

 いやいや確かにそんなアニメが有った気が

 するが女同士だしな。

 声が聞こえた。

 フンギャー。

 これはスルーだな。

 考えてもわからん。

 下着を見られただと。

 あれ下着はいつも通りだ。

 あれは何も考える必要がないはずだがどう

 いう意味なんだあれは。

 ちゃんとブラもパンティもつけてたぞ。

 なんかあの顔は気になるが。

 あの顔はあの顔は。

 あの顔にピーンときたら。

 声が聞こえた。

 シュビビーン。

 危険だ。

 私の何かが下手に突っ込まない方がいいと

 言っている。

 そうだな。

 運命も気になるがそっちは音楽家にまかし

 た方がいい。

 専門だろうしな。

 何かがうなずいた気がした。

 たぶんそうだ。

 いやまちがいない。

 よしえ「ユーリ―すまなかった」

 ユーリ―「いえいえ期待してますからね」

 ユーリーはさりぎわにそう言って笑いなが

 ら手で口元を隠しながら去っていった。

 きたいだと液体が熱せられた後に変わるあ

 れかあの状態か。

 止めろ止めるんだ自分をごまかすな。

 ごまかすんじゃない。

 私は自分に言い聞かせた。

 素直に考えるんだ。

 考えろ。

 そうだあれだ。

 あれがいい。

 あれなら。

 何か浮かんだ気がした。

 声が聞こえた。

 ケイク。

 そうだケイクだ。

 ケイクがあったぞ。

 ・・・・・・ケイク・・・・・・ケイクっ

 てなんだ。

 今良い考えが浮かんだはずなのに何故かあ

 あ消えてしまったぞ。

 何が起こってるんだ。

 私は平然としながらだが心の中では両手で

 頭を押さえて首を振りながら叫んでいた。

 だがその声は聞こえない。

 いったい何を叫んでいたんだ私は。

 それも気になるが。

 しかしどうしたものか。

 声が聞こえた。

 ケイクが食べたい。

 聞こえた。

 何ケイクとは食べ物みたいだな。

 だがしらないぞ私は。

 声が聞こえた。

 勉強不足。

 聞こえたぞ。

 私の事を勉強不足と言うのか。

 きさま。

 私の頭の中のくせにいいどきょうだな。

 私に喧嘩を売っているのか。

 だがまてよ。

 たしかに生まれてこの方ケイクについて真

 面目に考えた事はなかったが。

 まさか今が考える時だと言うのか。

 そうだと言うのか。

 だが何故かその必要性を感じない。

 声が聞こえた。

 大切な小学生。

 聞こえた。

 はっきり聞こえたぞ。

 止めろ。

 そんなネタ今のやつにはわからないぞ。

 そうだ絶対だ。

 かけてもいいぞ。

 いやこれはダメだ。

 賭け事はいけない事だ。

 みんなもするんじゃないぞ。

 よいこは絶対だぞ。

 お姉さんとの約束だからな。

 考えないと。

 なんだ小学生。

 違う。

 小学生違う。

 小学生違う。

 幼稚園それも違う。

 浮かんだぞ。

 また浮かんだぞ。

 声が聞こえた。

 アイツ。

 そうだ。

 アイツだって何だアイツとは。

 アイツ。

 アイツ。

 アイツ。

 アイツ。

 何故か夕日に向かって叫びたくなるアイツ。

 青春の一ページのような。

 だが考えないと。

 ユーリ―が喜びそうなものだ。

 浮かんだぞ。

 こんどこそこんどこそは。

 声が聞こえた。

 ドドンゴ。

 そうだドドンゴだ。

 何故か太鼓の音が聞こえるような。

 いや聞こえるぞ。

 ドンドコ。

 ドンドコと。

 よしえ「うードドンゴ。うードドンゴ。う

 ードドンゴ。うー」

 何故か踊りたくなる。

 何故だ。

 両手を回しながら腰を振りながら。

 そこへユーリ―がやってきた。

 見られた。

 見たな。

 ユーリ―が見たぞって顔してる。

 これはどうなってしまうんだ。

 私達の関係は。

 何が起こるんだ。

 緊張した。

 ユーリ―「今のはドドンゴですよね」

 何故か聞いてきた。

 これはどう答えるべきか。

 震える声で言った。

 よしえ「知ってるのか」

 ユーリ―「ドドンゴは踊ると気持ちがいい

 ですよね。一緒に踊りましょう。ヘイドド

 ンゴ」

 知っているのか。

 知っている。

 知っているんだな。

 ならしかたない。

 なんとユーリ―とドドンゴを踊る事になっ

 た。

 よしえ「ドドンゴ」

 ユーリ―「ヘイドドンゴ」

 楽しい楽しいぞ。

 なんて楽しいんだドドンゴは。

 そして時間がたったので。

 ユーリ―は帰って行った。

 ユーリ―カムバック。

 言うわけにはいかないので心で言ってみた。

 本当に帰ってきてもらっては困る。

 ユーリ―が何故ドドンゴを知っていたかそ

 れは謎だ。

 何か嫌な感じがした。

 音がした。

 ブーーーーーーーーン。

 これは。

 声が聞こえた。

 きのせい。

 きのせいだと。

 んん。

 んん。

 んん。

 なんだそうかきのせいだったのか。

 何か考えなといけなかったみたいなのだが。

 なんだったか。

 声が聞こえた。

 なんだったかな。なんだったかな。なんだ

 ったかなんだったかな。

 んん。

 何故かバカにされてような気がした。

 だが考えないと。

 声が聞こえた。

 うちのカミさんがね。

 何うちのカミさんがどうしたんだ。

 言え言うんだ。

 気になるじゃないか。

 そこまで言っていわないのか。

 この卑怯者め。

 臆病者のめ。

 ピー者のめ。

 声が聞こえた。

 なら言っても後悔はしませんね。

 後悔だとするわけがない。

 したこともない。

 早く言え。

 声が聞こえた。

 ならいいましょう。

 くもったいぶらずに早く言え。

 私は気が短いんだ。

 声が聞こえた。

 神になったんですよ。

 頭が真っ白になった。

 何だとかみさんが神になっただと。

 これはこれはなんて言えばいいんだ。

 おめでとうと言うべきなのか。

 それともおつかれさまだろうか。

 ごくろうさまもあるが。

 やってしまったのですね。

 違うそれだけは違うはずだ。

 それは認めたくないぞ。

 ヤンバルクイナ。

 それも関係ない。

 今は出てくるな。

 何故出てきた。

 きさま。

 声が聞こえた。

 あなたならどうする。あなたならどうする。

 知らん。

 だいたい私は女だ。

 カミさんじゃなくてだんなさんだろう。

 だから私には関係ない。

 以上だ。

 声が聞こえた。

 放置プレイですか。

 違う。

 だんじて放置プレイじゃないぞ。

 なぜなら。

 なぜなら私は人を喜ばせるのが大嫌いなん

 だ。

 大嫌いなんだ。

 大嫌いなんだ。

 言った言ってやったぞ。

 とうとう言った。

 私は今自由だ。

 何にもしばられない自由だ。

 私は今自由になった。

 自由だ。

 自由だ。

 自由だ。

 声が聞こえた。

 本当に。

 よしえ「はっ」

 私は目を開けた。

 あたりを見回す。

 ここはどこだ。

 上を見ると。

 よかった知ってる天井だ。

 そこは私のベッドだった。

 部屋も何も変わってない。

 私は寝ていたのだ。

 寝ていたのか。

 いつから。

 見るとパジャマを着ていた。

 どういう事だ。

 どういう事だ。

 これは。

 そしてよく見ると同じだと思っていた私の

 部屋だが。

 ある異変に気がついた。

 なんだと本当にどうなってるんだ。

 私は頭をかかえた。

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