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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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何がなんだか―4・みんな静まりかえった

サブタイトルを変更しました。

文章の内容は変えず文章を読みやすく変更しました。

 声が聞こえた。

 ま負けたのか私は。

 声が聞こえた。

 まあそういうな。10人中の1人失敗。な

 かなかの成績だと思うが。

 そんなにやってたんですか。

 後の9人は騙されたんですね。

 ただ10人ですか。

 声が聞こえた。

 そうだ10人だ。たった10人。数字は大

 事だぞ。これではデータが少なすぎるから

 な。まだよくわからん。

 確かにそうですね。

 声が聞こえた。

 しかしだ。何故だ。何故わかった。私の演

 技は完璧だったはずだ。

 それなんですが。

 声が聞こえた。

 なんだ。言ってくれ。

 声が聞こえた。

 そうだ言ってやれ。そして完膚なきまでに

 叩きのめすのだ。ハハハハハ。

 え悪魔ですか。

 声が聞こえた。

 悪魔か。誉め言葉ととっておこう。

 みんな静まりかえった。

 声が聞こえた。

 あ冗談だ。

 声が聞こえた。

 おい流石に冗談に聞こえなかったぞ。

 声が聞こえた。

 すまない。

 声が聞こえた。

 わかった。それよりどうして演技がわかっ

 たんだ。

 それはまず食べ物を食べる時に必要な物の

 話がありませんでした。

 声が聞こえた。

 何。なんだそれは。

 飲み物ですよ。

 話題にありませんでした。

 それと。

 声が聞こえた。

 何。まだあるのか。

 食べた感想ですね。

 うまいとか。

 おいしいとか。

 まったくありませんでした。

 声が聞こえた。

 それは。

 そうですね。

 無口で食べる人もいますがこの場面ではう

 まかったぞ残念だったなとか。

 そうでなくても。

 でてきそうな感じですから。

 ないとないで違和感が。

 声が聞こえた。

 おおまえは天才か。なるほど実に参考にな

 るな。よし次はもっとうまくやってやる。

 そそうですかよかったです。

 声が聞こえた。

 実は私達は実験をしていてな。前は別の研

 究をしてたんだがイレギュラーが発生して

 な。原因がわからないのでやめてしまった

 んだ。私はそういうわけのわからい事が解

 決できないのが我慢できないのだ。だから

 代わりに妹がやってるんだがまあ今の所妹

 はイレギュラーは発生してないみたいでや

 らせてるんだが。

 そうだったんですか。

 声が聞こえた。

 ではこれで本当にお別れだ。次の相手を探

 して実験をしなくてはいけないのでな。

 声が何も聞こえなくなった。

 行ってしまったようだ。

 僕ははっきり言って人生はノホホンがいい

 と思ってる。

 平和が一番だ。

 だがお嬢様の話は別だ。

 お嬢様はおやつだけを用意すると。

 はあーなんで飲み物がないのよ。

 食べずらいでしょ。

 いい飲み物を用意するのよ。

 でないとフフフフフフ。

 恐ろしい。

 そしてあんた何もくもくと食べてんのよ。

 なんとかいいなさいよ。

 うまい。

 おいしいとか。

 あらだんまりもしかして喧嘩売ってるのか

 しら。

 恐ろしい。

 こうやってお嬢様に教育されているのだ。

 しつけかもしれないがどこに出しても問題

 が起きないようなりっぱな犬に犬。

 犬だったのか僕はまたばかな事を考えてし

 まった。

 これは記憶で覚えてるんじゃない。

 違うだんじて。

 本能で覚えてるんだ。

 それは生きていくために必要だからだ。

 そしてさっきの話だ。

 あれは違う残念すぎる。

 ようはみんな何事もなく終わりたかっただ

 けだ。

 つまり気づいていても気づかなくてもどっ

 ちにしろ何も言わないって事だ。

 そう僕が言ってしまったのはお嬢様に教育

 されてるのでつい言ってしまったのだ。

 しかしあの人達は何をやってるんだ。

 ひまなんだろうか。

 今思い出した。

 おまえは魔人でなくひまじんだ。

 ひまじん。

 ひまじん。

 なんていい言葉だ。

 脳が震える。

 しかし例のやつも途中で止まってたし壊れ

 たのかな。

 声が聞こえた。

 そうだったのか。

 ああ大丈夫みたいだ。

 空気を読んだのか。

 声が聞こえた。

 そうだったの。ソーダ水だったの。

 んん聞こえ方はよく似てるが全然違う。

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