第百二章 歌の時間8
電磁からデンジに修正しました。
最初に、歌の時間は本編とは一切関係ありません。
まだコロナの脅威は終わってない。
そんな時は、この歌を歌おう。
この歌を歌うのに必要なのは、力と技だ、気合を入れて歌おう。
コロナバスターズの歌
「洗え、洗え」
「家に帰って、洗え」
「石鹸つけて、しっかり、洗え」
「手洗いする事で、みんなを守る」
「父も、母も、妹も、守れコロナの魔の手から」
「手洗いをして、うちたおす」
「敵は凶悪ウイルスだ」
「戦う僕らは、コロナバスターズビクトリー」
コロナにとって、大事なのは、人との距離だ。
だから、この歌を歌おう。
この歌を歌う時に大事なのは、デンジを考える事だ。
距離あけろの歌
「距離あけろ、距離あけろ、距離あけろ」
「君は狙われている」
「距離あけろ、距離あけろ、距離あけろ」
「人に潜むコロナ達に」
「無症状と思わせて、近づいてくる、恐ろしい、恐ろしい、コロナの作戦」
「どうする、どうする、どうする」
「君なら、どうする」
「どうする、どうする、どうする」
「あなたなら、どうする」
「マスクつけてても、距離とれなくて、危ないと感じたら、逃げろ」
僕「そうだ、例えマスクを、していても、危険と感じたら、逃げるんだ、そうだ、そうするんだ、僕は誰に言ってるんだろう」
「パチパチ、パチ、パチ」
僕「誰だ、明日香」
明日香「私よ」
僕「流石だね、マスクをつけて、メガネまでしてるとは」
明日香「はあー、そんなの当然よ、あんたこそ、自分の部屋でもマスクをしてるのね、安心したわ」
あれ、この展開、前にもあったような、そうだ、確認しないと。
僕「そういえば、缶コーヒーの缶を、うちに置き忘れた事ないかな」
明日香「え、缶コーヒーの缶ですって」
缶コーヒーの缶、実は、時々変な事が起こるのよね、持っていて、前後の記憶がなかったり。
記憶に無い場所に行ってたり、何故かビルの屋上にいたり。
だから、あるかもしれない、いや、たぶん、それは、私だ、間違いない。
明日香「ああ、それ、たぶん、私かも、で、何」
そう、ここは、強気でいかないと、引いたら負けね。
僕「えー、いや、ちょっと、ちょっとですね、気になっただけで、空だから、捨てといたから」
明日香「そ、そう、ありがとう」
僕「それで、明日香何しに」
明日香「何しにじゃないわよ、あんたね、来週から、学校有るの、忘れてるでしょ」
僕「んん、そうだった、あれ、でも、なんでわかったの」
明日香「くまったさんから聞いたのよ、ゲームで攻略の約束してるって、だから断っておいたわよ」
僕「なんですと」
明日香「あたりまえでしょ、学校にいる時に、インできるわけないじゃない、それに、あの人は学生じゃないし」
僕「で、それだけかな」
明日香「それだけって、あんたね、だからちょっと、釘を刺しにきたのよ、絶対忘れないようにね、フフフフフ」
僕「え」
明日香「いい、忘れたら、亀だからね」
僕「亀、亀ー、亀はいやだ」
明日香「でしょ、いい、こなかったら、亀だからね、忘れちゃだめよ、じゃ帰るから、私は」
僕「亀、亀はいやだ、亀はいやだ」
そして、こちらでは。
まあ、元に戻る頃は、私の事は、忘れてるかもしれないけど、学校の事は、覚えてるはずよね。
くまったさん、くまったさんか、あの人は、絶対学生じゃない、まだ、知り合いに、なって、まだ、そんなになってない時。
いつもならしないが、たまたまガチャを、そうしたら、レアアイテムが。
それを、知って、連絡して来たののよね。
どこにいるか、聞かれて、いきなり、目の前に来た時には、驚いたわ、通話だけでいいのに、もっと驚いたのは、あの人達の大事なルール、語尾にくまをつけるを忘れてたぐらいだから。
そして、更に驚いたのは、相場の10倍の値段を、言って来た事、とりあえず、相場で取引したけど、それから仲良くなったんだけど。
この詳しい話は、又別の機会ね。
それから。
僕「はっ」
何があったんだ、記憶がない、記憶がないぞ、誰か来たのか、そういえば、何か頭にうかんだ、ああ、来週から学校だ、思い出したぞ、しかも、いかないと、恐ろしい事が起こる気がする。
何故かわからないが、その事を、考えると、手が震える、足も震える、トイレに行きたくなってきた。
あ、そうだ、くまったさんにも連絡しないと。
僕に、何かあったかもしれないが、考えても、わからないので、結果オーライだ。
植木家は今日も平和だった。
まさか、宇宙人が来たのか、記憶が無くなるって言うし。
植木家は本当に今日も平和だった。
歌の時間8終わり。




