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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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第百一章 歌の時間7

 最初に、歌の時間は本編とは一切関係ありません。

 

 

 今は新型コロナが大変なので、この歌を歌おうと思う。

 この歌を歌う時に大事なのは、正義と王者だ。

 かっこよく歌おう。


 

 叫べマスクセットの歌

 

 

 「コロナ、危険なやつだ」

 「コロナ、油断をするな」

 「そうさ、マスクが必要だ」

 「家に帰れば、手洗いするぜ」

 「石鹸ゴシゴシ、30秒」

 「30秒」

 「マスクをつけろ、君も私も、マスクをつけて叫ぶのだ」

 「マスクセット」

 「マスクをつけて、叫べば、君も私も、僕も、戦う、戦う、コロナと戦う」

 「ヒーロー」

 

 

 僕「マスクセットは、マスクをつけた時の一回だけでいいのだ、理由があって叫べない時は、心の中で叫べばいいのだ、あれ、僕は誰に言ってるんだ」

 

 「パチ、パチ、パチ」

 

 僕「誰だ、明日香」

 

 明日香「私よ」

 

 僕「流石だね、マスクをつけて、メガネまでしてるとは」

 

 明日香「はあー、そんなの当然よ、あんたこそ、自分の部屋でもマスクをしてるのね、安心したわ」

 

 明日香何しに来たんだろう、はっ、これは、調査、僕の鮮度を確かめに来たのか。

 

 僕「そうだ、明日香に見て欲しい物があって」

 

 僕は机の中を探した、見つからない、だが、明日香の方を見ると。

 

 「ピキン、ピキン、ピキン」

 

 僕「明日香がいない」

 

 なんだったんだろう、メールで連絡してみるか。

 用事があったんじゃないのってメールを送った。

 

 おー、返って来た。

 なになに。

 

 あんたー、ばかー、今家に行くわけないでしょ。

 

 その通りなんだが。

 

 何々、寝言は寝てから、言いなさいか。

 あんたの事だから、昼寝して夢でも見たんでしょ。

 

 はて、では、あれは、誰だったんだ。

 

 僕「ハハハハハ、面白い、やはりこうでなくっちゃ」

 

 こういう事があるから、面白いんだ。

 大事なのは、不思議、謎、変態だ。

 

 んん、何か、視線を感じるので、振り向いてみた、まさか今度は変態。

 

 そして、こちらでは。

 

 ?「ああ、これだけしか出番がないのね、でもわからなかったみたいね、私の事は、とりあえず私の勝ちかしら」

 

 いけない、家に帰ったら、手洗いを、しないと。

 ならこの歌を歌わないとね、この歌を歌う時に大事なのは、ロボットの天敵よ。

 

 

 手首もしっかり洗わなきゃの歌

 

 

 「ゴシゴシ、ゴシゴシ」

 「ゴシゴシ、ゴシゴシ」

 「手洗いするのは、めんどくさいけど」

 「ゴシゴシ、ゴシゴシ」

 「ゴシゴシ、ゴシゴシ」

 「でも、しっかり、やらないと」

 「ゴシゴシ、ゴシゴシ」

 「ゴシゴシ、ゴシゴシ」

 「新型コロナは、めちゃめちゃ怖い」

 「ゴシゴシ、ゴシゴシ」

 「ゴシゴシ、ゴシゴシ」

 「30秒は、洗わなきゃ」

 「ゴシゴシ、ゴシゴシ」

 「爪の間も」

 「ゴシゴシ」

 「指のまたも」

 「ゴシゴシ」 

 「手の平のしわしわも」

 「ゴシゴシ」 

 「手の甲なんかもー」

 「おっと、手首も洗わなきゃ」

 「手首もしっかり洗わなきゃ」

 「手首もしっかり洗わなきゃ」

 

 「ああ、石鹸の使いすぎかな」

 

 

 そういえば、私のお土産は、彼に気にいってもらえたかな。

 

 そして、こちらでは。

 

 振り向いたら、メンドーサ2号が、こちらを、見てる感じだった。

 何かあるのか、よく見ると。

 あれは、なんだ。

 うちには、ないものが、そこに。

 そこで、ゆっくりと、近づいていくことに。

 そして、危険だが、それに、触れてみた。

 これは、軽い、軽いぞ、どうやら危険はないようだ。

 すでに、中身がないのか、何者かに奪われたのか。

 ちょうどよかったかもしれない、中身があると始末に困るのだ。

 だが、何故これがここに。

 謎が深まるばかりだ。

 やはり、明日香が来ていて、実は、ボケていて。

 いやいや、考えられない、それは。

 だが、ブラックの缶コーヒーが置いてあるのは、明日香あるあるだ。

 しかし、明日香でないとすると、このブラックの缶コーヒーは、どういう意味があるんだ。

 しかも中身は空、謎だ。

 そして僕は、それを、捨てた、しっかりと捨てる場所に、分別はばっちりだ。

 

 そして。

 

 よそう、考えるだけ無駄だ。

 

 植木家は今日も平和だった。

 

 歌の時間7終わり。

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