おうが―110・聞きたい事があるの
サブタイトルを変更しました。
一部文章の間違いを修正しました。
文章の内容は変えず文章を読みやすく変更しました。
そうかなら次はなんだ。
声が聞こえた。
そやなちょっと頭を冷やす為頭の体操でも
しようか。おまえなら簡単な問題やろ。
簡単。
本当か。
何を言う気だ。
さっきも難問だったぞ。
声が聞こえた。
なーに簡単な問題や。朝は四本足。昼は二
本足。夜は三本足。これはなんや。
おい。
なんだそれは簡単すぎるな。
本当に答えは。
声が聞こえた。
ストップや。
どういう事だ。
声が聞こえた。
簡単か。なら簡単やから別に答えんでもえ
えわ。
そうか。
えーそうなのか。
声が聞こえた。
じゃあ質問やさっきよりちょっぴり難易度
が上がるけどなちょっぴりや。
そうかちょっぴりか信じているぞ・・・・
・・信じているからな。
声が聞こえた。
なら質問やトイレは立ってした事がありま
すか。
なんだとおまえは。
声が聞こえた。
どないしたんや。
おまえは嘘つきだ。
どこが簡単なんだ。
さっきよりもきついぞ。
声が聞こえた。
そんなことあるかい。簡単やろ。さっきの
足のより簡単やぞ。たぶん幼稚園でも答え
られるな。足は幼稚園は難しいかもしれん
しな。
これは悪魔の悪魔の質問だ。
これはいっけん簡単そうで奥が深いぞ。
深い深すぎるずっぽり沈みそうだ。
声が聞こえた。
何を動揺してるんや。深いわけあるか。浅
いは浅すぎや。足首もいかんわ。ぴちゃぴ
ちゃや。幼稚園でも答えられるはずやぞ。
違う。
勘違いしているぞ。
園児が答えられるのは園児が事の重大性が
分かってないからだ。
分かれば園児でも答えないはずだ。
そうだきっとそうだ。
声が聞こえた。
事の重大性ってどういう事やねん。おまえ
の言い方やったら園児は失う物がないから
って聞こえるぞ。園児やって失う物がある
と思うんやけどな。園児に失礼やぞ。
失礼だと。
おまえは何を聞いていたんだ。
分かればと言ってるだろう分かればと。
声が聞こえた。
つまりやこういう事やな園児はアホやしわ
からんと言いたいんやな。ならそうだと言
ってくれや。
言えるか。
そんな失礼な事をおまえは言えない事を人
にいわそうとしてるな。
それがどういう事かわかってるのか。
声が聞こえた。
人。まあええけどな。言えない事っておま
えが一言俺があるかって言ったらあるよっ
て言ったらいいだけやろ簡単やないけ。
言えるか。
声が聞こえた。
俺考えたんやけどな。さっきの話やったら
こうなるんか。
何。
声が聞こえた。
「よっちゃんママね聞きたい事があるの」
「えママ何が聞きたいの?」
「よっちゃんはトイレを立ってした事があ
るのかな?」
「ママ何を言ってるの」
「えどうしたの簡単な問題でしょ。答えら
れるわよね」
「ママ私にも立場があるのよ」
「え」
「私も幼稚園のつきあいってものがあるの
よ」
「え」
「私の立ち場を考えてる」
「えママにはわからないんだけどどういう
事なのかしら」
「ママそんな質問は答えらないって言って
るの。ママは私を辱めて楽しいの」
「えー」
「私はねみんなから賢者って言われて頼り
にされてるのよ。私に恥をかかせないで」
「そそうなの。よっちゃんは賢者なのね」
「ママ反省して私今から旅に出るから」
「え旅にあらあらよっちゃんどこに行くの」
「近所の公園よ。夕飯になったら帰ってく
るから。その間反省してね。夕飯はハンバ
ーグがいいわ。じゃあ行ってくるわ」
「ガチャ」
「バタン」
「ガチャ」
「みっちゃん。みっちゃん。あー賢者さん
気をつけて行くのよ。あそれから卵が切れ
てたから帰りに買ってきてね。賢者さんお
だちんあげるからね。賢者さんはかしこい
からできるわよね」
「ママバカにしないで買ってくるわよ。こ
の私の賢者の名にかけてこのミッションは
必ず成功させてみせるわ」
「頑張ってね」
「やってやるぜ」
こんな風になるって言うんか。
そそうだ。
よくわかっているじゃないか。
ただ気になったのは間違い探しみたいにな
っていたみたいだが。
声が聞こえた。
おまえそんな園児おらんぞ。どこにおるね
ん。間違い探しかあれは忘れてくれ単なる
ミスや。
いるかだと。
私がそうだ。
そして私の兄もだ。
さっきのやつだがそうかミスならしかたな
いな。
若いからまだ結婚してないだろうしな。
声が聞こえた。
何。そうかそれならええわ兄弟そろってか
。それはしかたないな。おいそのミスとち
ゃうぞ。
ああわかってる。
言ってみただけだ。
さっきの話だがなにもかもみなおかしい。
声が聞こえた。
そうかならええわってみんなはおかしいな
いやろみんなは一部だけやろう。
まあそうだな。
色々と違和感があるが特に違和感があった
のは一部かもしれないな。
声が聞こえた。
そやろ。それならええわ。それでな聞きた
い事があるんやけどな。
なんだ。
声が聞こえた。
楽しいか。なあ楽しいか。
何。
どういう事だ。
どういう意味だ。
私はワクワクさんではないぞ。
声が聞こえた。
話をそらすのに必死やなと思ってな。時間
稼ぎかむなしいな。
な何を言う。
そんな事はそんな事はないぞ。
声が聞こえた。
そうかそりゃええな。なら答えてもらおう
か時間稼ぎはさせへんで。
クッ。
よみがえる恐怖か。
これも運命なのか。
声が聞こえた。
恐怖か。続けば恐怖もなれるって言葉もあ
るやろう。
そそれは。
声が聞こえた。
それはどうしてん。何が言いたいねん。
お笑いだろう。
声が聞こえた。
お笑い・・・・・・お笑い。どういう事や
お笑いって初めて聞いたぞ。
なんだ今日もフの味噌汁ってぼやいても毎
日それが続けば一年ぐらいでぼやくことも
なくなる。
言っても意味がないと思うからな。
つまりなれるわけだ。
声が聞こえた。
えーそそうやったかそんな話やったか。
私はそう聞いたぞ。
そして私の兄もだ。
声が聞こえた。
まあまあ聞いたならしかたないな聞いたな
ら。あにきもかまあええけど。
そうだしかたない事だ。
私の家もそうだったんだからな。
声が聞こえた。
何家庭の事情でもあったんか。どうやらえ
ぐる気はないけとえぐってしまったみたい
やな。
えぐれだと。
安心しろえぐれてなんかいないからな。
それに今は違うからな一年に一回は。
声が聞こえた。
あえぐれはええか。それより一年に一回だ
けなんかフの味噌汁は。
いや一年に一回だけ。
元日はわかめの味噌汁だ。
声が聞こえた。
何聞くんやなかった。なんやねんその話は
笑えんぞ。
謎の男は心にダメージを受けた。
もしかしたら彼にも何かあるかもしれない。
そうか。
だが聞いてしまったな。
それに笑いのツボは人それぞれだからな。
声が聞こえた。
そうやな。待て。
どうした。
声が聞こえた。
いやなんでもない。続けようか答えはなん
や。
また地獄に戻るのか。
声が聞こえた。
大変やな。立ってみても地獄。座ってみて
も地獄。歩いてみても地獄散歩やな。
それは違うだろう。
声が聞こえた。
何どう違うねん。
地獄散歩やなくて地獄旅行だろう。
声が聞こえた。
距離が伸びとるやないか。そんなに歩く気
はないんやけどな。そこまで歩く理由もな
いしな。
なんだ突っ込むのはそこか。
声が聞こえた。
そうやな。おまえ歩いて旅行するつもりか
。いつの時代や石器時代か。
違うだろう。
声が聞こえた。
違う。違うってどういう事や。
旅行に行くにはバスや電車は使うがまず歩
くだろう違うのか。
声が聞こえた。
ああたしかにそうやな。乗り物に乗る場所
までは歩くな。タクシーを使う手もあるけ
どな。
だろう。
フハハハハハ。
声が聞こえた。
なんやなんかおかしいか。今のは笑う所な
んか。それともおまえのツボか。
いやありがたくてなおもわず笑ってしまっ
た。
私のツボでもあるがいやありがたい。
声が聞こえた。
ありがたい。笑うなんのこっちゃあ。
気がついたか。
声が聞こえた。
おまえまさか。
ああうまくやらせてもらったよ。
そして色々とわかった。
声が聞こえた。
そうか楽しいか。
ああ色々とはっきりするのは楽しいぞ。
そうわかるのはな。
声が聞こえた。
どうやらおしゃべりが過ぎたようやなで答
えはなんや。
ああ答えか。
答えはパスだ。
声が聞こえた。
何そんでええのか後悔せんなファイナルア
ンサーなんか。
ああファイナルアンサーだ。
声が聞こえた。
なんや急にようわからんけど元気になった
みたいやな。そうかそれなら次やな。
やはり次があるんだな。
声が聞こえた。
ああ次はトイレを。
次はトイレを破壊するのか。
声が聞こえた。
何破壊してどうするねん。おまえトイレに
恨みでもあるんかおまえの背中のトイレが
泣いとるぞ。
背中にトイレなどない。
それに私とトイレとはそんな関係ではない。
関係などあってたまるかトイレとは他人だ。
声が聞こえた。
他人。そそうかないんか俺も他人やけどな
。じゃあただの壊しやか。
その時の気分によるな。
声が聞こえた。
気分によってはトイレを壊すんか背中のト
イレも壊すんか。
背中にトイレなどない。
そんなわけあるか何かを壊す時だ。
トイレではない。
そうだトイレであってたまるか。
声が聞こえた。
なんやようわからんから進める。あなたは
トイレを座ってした事がありますか。
フハハハハハ。
声が聞こえた。
どうしたんやそんな面白いかこれ笑う所と
こちゃうぞ。それともなんか別の意味でも
あるんか。
いや思ってたとおりの質問だからな。
声が聞こえた。
何そうかばれてたんか。それなら特別サー
ビスや質問はこれの後は一問で終わりや。
パスは一回や。さあどうするんや。
フン決まっている。
声が聞こえた。
おなんや決まってるんか。そうかなら言っ
てもらおうか。
それはなパスだ。
声が聞こえた。
そうかパスかファイナルアンサーなんやな。
ああファイナルアンサーだ。
声が聞こえた。
そうかならなんも言わんわ。次にかけたん
やな。
そうだ。
声が聞こえた。
おまえが博打打とはな。ギャンブラとも言
うけどな。最後の質問や心の準備はできた
か。
ああ大丈夫だ。
声が聞こえた。
あなたはトイレに。
どうした先に進んでもいいぞ。
声が聞こえた。
なんや余裕やな。あなたはトイレに。
どうした。
声が聞こえた。
気持ち悪い程の自信やな。なら教えてくだ
さい。あなたはトイレに~なりますか~。
フッやはりな。
声が聞こえた。
わかってたんか。
おまえの事だ。
それか教えてください。
あなたはトイレ~ですか~と言うつもりだ
ったんだろう。
声が聞こえた。
何そこまでわかってたんか。超能力者かお
まえはそれともトイレ博士か。
トイレ博士だと。
私はトイレ博士ではない。
何簡単だ。
おまえは無機物にこだわっていたからな。
ロボットと言ったのもそういう流れだな。
無機無機無機無機無機無機。
無機物大行進だったわけだ。
声が聞こえた。
トイレ博士やないか。最初はみんなそうい
うんやけどな。まあええか。どうやらバレ
バレやったみたいやな。どっから気がつい
たんや。
最初からだ。
声が聞こえた。
いや。ない。ないない。ない。さすがにそ
れはないな。それなら主演女優賞ものの演
技やったぞ。
なんだやはりばれていたか。
声が聞こえた。
えそれっておかしくないか。
何がだ。
声が聞こえた。
それならおれが何か気がついていたみたい
やないか。
気がついてないのか。
そうかならいいが。
声が聞こえた。
な。ようわからんな。まあええか。
そうか。
いいのか。
なら私もかまわんぞ。
声が聞こえた。
違和感があっても何がおかしいかわからん
からそっちは無視やな。それに結局おまえ
は何の証明もできんかったからな。これは
事実やしな。
それはたしかにそうだな。
返す言葉もない。
声が聞こえた。
認めたな。そやからおまえが石像って事も
あるわな。
何石像だと。
誰が作ったのかわからない。
何の為に作られたのかわからない。
そんなものがある。
それが石像。
ならば問おう。
喋る石像そんなものがないと誰が言えるの
か。
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の想像2番目は赤えなりのカクテルだ3番
目は黄色えなりの空手の・・・9番目は黄
色えなりはマニアだ問題ですえなりは何を
してますか」
関係ない話だが私はこいつ動くぞと言う石
像に会ってみたい。
そして会ったらこういうのだ。
それは私のセリフだ。




