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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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おうが―98・誰だ

サブタイトルを変更しました。

文章の内容は変えず文章を読みやすく変更しました。

 声が聞こえた。

 あの。

 誰だ。

 んなんだおまえか。

 声が聞こえた。

 ああ帰ってきたんか。

 声が聞こえた。

 あのあなた達は誰なんですか。

 んんおまえは人に名を訪ねるならまず自分

 から名を名を名を名乗れ。

 声が聞こえた。

 どっかできいたような。

 やかましい。

 声が聞こえた。

 それはそうですね失礼しました。僕はえな

 りすずきと言います。

 んんどっちだ。

 どっちが名前だ。

 まさかどっちも。

 声が聞こえた。

 んなあほな。あんさん冗談は顔だけにしと

 きなはれほんまやで。

 何。

 声が聞こえた。

 あわわわわわ。

 声が聞こえた。

 えなりです。あわわわわわ。

 声が聞こえた。

 まねせんでええで。

 声が聞こえた。

 そうだったのか。

 んんそうか私はよしえだ。

 声が聞こえた。

 よしえ名前ですよね。それだけですか。

 いやわるいな。

 今はそれがせいっぱいなんだ。

 声が聞こえた。

 どっかできいたような。

 やかましい。

 声が聞こえた。

 わかりました。

 声が聞こえた。

 おれはわるいけどまだ名乗れんのや。

 声が聞こえた。

 はい。

 ところですずき君君は私達に何が何が言い

 たいんだ。

 まさかまさかまさかだがステーキを食べた

 って報告とかじゃないだろうな。

 声が聞こえた。

 えそうなんかそうやとしたらいのち・・・

 ・・・。

 声が聞こえた。

 ち違いますよいやだな。何言ってるんです

 か。

 何が違うんだはっきり言ってくれないか私

 が正気を保ってる間に。

 声が聞こえた。

 おおまえ正気って正気。

 声が聞こえた。

 正気あわわーじ実は突然ですがあなた達が

 僕を心配してくれてる声が聞こえたので。

 突然か。

 そんな不思議な事があの力か。

 声が聞こえた。

 ほほんまやな。あああれか。

 声が聞こえた。

 どうかしましたか。

 いやいい続けてくれ。

 声が聞こえた。

 はいそれで食事なんですが僕は学生なので

 ステーキなんてとても食べられません。

 何それでは。

 声が聞こえた。

 すいません。みえをはりました。本当は本

 当は牛丼屋で牛丼を食べただけなんです。

 みえはる。

 みえはる。

 みえはる君だったのか。

 声が聞こえた。

 いえすずきです。

 そうそうすずき君だったなって違う。

 みえをはってると言う事でみえはる君と言

 ったんだ。

 声が聞こえた。

 なんだそうだったんですかすずきです。

 すずき君それよりさっきのはなしは牛丼そ

 れだけか。

 尋問するような声だった。

 声が聞こえた。

 えそれだけっておまえ。

 声が聞こえた。

 ・・・・・・すいませんタマゴはつけまし

 たがすずきです。

 白状したような声だった。

 タタマゴだと。

 驚きの声だった。

 声が聞こえた。

 ひーすいませんすいません。タマゴもダメ

 だったんですかすずきです。

 なんか生きててすいませんのような声だっ

 た。

 いやそんなそんな事はないぞ・

 そんな事はんん。

 タマゴそうだタマゴは栄養が有るからな良

 い事だ。

 そうだ良い事だぞすずき君。

 声が聞こえた。

 ありがとうございます。ありがとうござい

 ますすずきです。

 声が聞こえた。

 なんか選挙みたいやな。

 あーそろそろやめないか私もさっき言った

 ような事はもう言わないつもりだすすき君。

 あわわわわわ。

 声が聞こえた。

 すずきです。

 とってもさめた声だった。

 声が聞こえた。

 今のどっちやろ。わざとそれともまちがえ

 たんやろかどう思う。

 声が聞こえた。

 悪意は感じませんでしたがすずきです。

 声が聞こえた。

 すずき君の心は硬く閉ざされてしまったの

 だったー。だったー。

 おまえがいうなおまえが。

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