おうが―76・そんな言葉が聞こえた気がしたがたぶん聞きまちがいだろう
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私はマイケルが起こした事件の原因となる
かもしれないものを見つけた、それは黒かっ
た、そうとても黒かったのだ、ちなみに地球
は青かったらしい今は関係ないな、そういえ
ば犯人の事を黒とも言うな、おまえは黒だそ
うそんな感じだ。
声が聞こえた。
なんやねんそれ。
そんな言葉が聞こえた気がしたがたぶん聞
きまちがいだろう。
声が聞こえた。
なんやねんそれ。
たぶん聞き間違いだ。
声が聞こえた。
なんやねんそれ。
だから聞き間違いだ、わかったかこのやろ
う、どうやら幻聴はおさまったようだ。
ユーリ「あの」
よしえ「んんなんだ」
ユーリ「何が聞きまちがいなんですか何がわ
かったんですか?」
よしえ「え」
しまった思わず声に出していたのか。
よしえ「あ、あ、そうだ、今のは独り言だ気
にしないでくれ」
ユーリ「え、あ、あ、そそうですかわかりま
した」
ユーリはあっさりひいたがこの対応がよか
ったのかは私にわからない、とっさに何を言
ったのかも覚えてないのだ、とりあえず結果
オーライだな。
よしえ「んん」
何かみんなで集まって気になるが今はこっ
ちが優先だな、しまったこれを聞くはずだっ
たが気が動転していた、これもあの幻聴のせ
いだ。
声が聞こえた。
なんやねんそれ。
しまったせっかくおさまっていたのに挑発
してしまった、考えないようにしなくては。
声が聞こえた。
なんやねんそれ。
とりあえずスルーするんだ、これはどうみ
てもパンティ、しかも黒のフリルつきなぜこ
んなものがここに。
声が聞こえた。
なんやねんそれ。
そしてそれを手にとってみた。
よしえ「ななんだと」
思わず声を出してしまったが誰もこない、
たぶんさっきの独り言がきいてるのだろう、
それとも見捨てられたのか、いやおかしなや
つが叫んでると思われてるかもしれないな。
「ヒュー」
落ち着け私よ、これ以上考えるのは危険だ
よし落ち着いたな、しかしこれは濡れている
というより湿っている。
声が聞こえた。
なんやねんそれ。
思わず頭に浮かんだ言葉はエンガンチョウ
だ、どういう意味かは忘れたが。
声が聞こえた。
なんやねんそれ。
だからエンガンチョウだ、いや何を考えて
るんだ私は。
声が聞こえた。
ならエンガンチョウならええんか。
いやそういう事じゃないんだ、エンガンチ
ョウは忘れてくれ。
声が聞こえた。
わかったわ忘れたるわ早よ次いけや。
何かいやな予感がそうだこれはまだ乾いて
なかったんだきっとそうだ。
声が聞こえた。
なんやねんそれ。
そうだそうに違いない、それ以外の事を考
えるな私よ考えるんじゃないぞ、すごく不安
になるじゃないか色々と。
声が聞こえた。
なんやねんそれ。
さいわいこれはノーダメだ考えるな、頼む
から私よ変な事を考えないでくれ、そうだ大
丈夫だ落ち着くんだ、違う事を考えるんだ。
声が聞こえた。
なんやねんそれ。
だダメだ違う事は考えられない、なら別の
角度でいこう。
声が聞こえた。
なんやねんそれ。
そうだそれならどうしてこれがここにある
んだ、まさか。
「パンパン」「パンパン」
大丈夫だはいているぞ、というかああこれ
は私のじゃない、それぐらいわかるだろう私
は何をやってるんだ、だいたい私のはむ・・
・・・・いやいや違う何を考えてるんだ私は
これの関係者で思い当たるのは、ここではユ
ーリしかいない、それとなくユーリに聞いて
見るか、だがいったい何て聞こうか。
声が聞こえた。
なんやねん。
そうだこれを見せてなんやねん、違う違う
ぞ。
声が聞こえた。
じゃあなんぼやねん。
そうだこれを見せてなんぼやねん、違うそ
うじゃないんだ、そうじゃないんだ、値段が
聞きたいわけじゃないんだ私は。
声が聞こえた。
ほなどないするねん。
だからそれを悩んでるんだ私はだから黙っ
ていてくれ。
声が聞こえた。
そんならなすきにせいや。
すきにせい、わかったおまえに言われなく
てもすきにしてやる。
そして私は実行した。




