おうが―54・何が原因だろう
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最近脳が反応した事がわかったので、脳に
は目や耳が有ったのだが、刺激を受けさせる
為に機械の更に体を作り、ロボットみたいに
動かして脳の反応をみようと言う事になった
そこへニックがあらわれた。
ニック「どうですか進んでますか?」
よしえ「私はよしえだ」
ニック「知ってますが」
よしえ「言ってみただだけだから気にしない
でくれ」
ニック「またですかわかりました」
いつもの儀式だが実はこれには理由が有る
のだ、ニックこいつは私の事をまる〇、やれ
やれやってらないねーとでも言わせたいのか
まつ〇、大丈夫かしらとでも言わせたいのか
まち〇、いや~んとでも言わせたいのか、さ
ち〇、お兄ちゃんとでも言わせたいのか、る
み〇、よければ食べられるとでも言わせたい
のか、より〇、おとうさんとでも言わせたい
のか、きり〇・・・・・・やめておこう、わ
ざと私を違う名前で呼んだりするのだ、まあ
私にも原因が有るのだが、こいつの事を最初
にトニックと言ってしまったのだ、ちょっと
そうちょっと魔が差したのだが、これに恨み
を持っているのだ心の狭い男だ、我ながら面
白い事を、いやつまらない事をしてしまった
今ではこいつもこのやり取りを楽しんでるか
もしれないわからないが、さすがにもうトニ
ックとは言わない私は大人なのだ。
よしえ「ニック何しに来た」
ニック「コーヒーをいただこうと思いまして」
コーヒーか、実は場所によってコーヒーの
味が微妙に違うのだこれはわざとだ、そう職
員の交流の為だ、ちなみにここでのコーヒー
は飲み放題だ、ただしタバコは禁止だ、だか
らここの職員ならどこの部署でもコーヒーを
飲むのは自由だ、そういう事でニックはよく
くる、当然コーヒーは飲んでる、コーヒーを
飲みに来て飲まないのは変だからそれはしな
いだろう、それに情報を嗅ぎつけたのだろう
今体を使って実験してるのを。
ヨハン「丁度いい、今実験でマイケルにコー
ヒーを持ってこさせるよ」
ニック「できるんですかそんな事」
ヨハン「ああジミーがプログラムしてくれた
んだ」
ニック「ジミーですか」
ヨハン「ああ彼は優秀だ、マイケルコーヒー
を4つだな4つ頼む」
ニック「言葉がわかるんですか?」
ヨハン「ああ今は私だけだが理解できる」
ニック「ミルクと砂糖はどうなるんですか?」
ヨハン「ああそれは個人で入れてくれ、持っ
てくるのはブラックだ」
するとユーリがやって来た。
ユーリ「今別の脳に反応がありました」
ヨハン「何なんだ! 何が原因だろう!」
よしえ「単語よ! 単語に反応したのよ!」
ヨハン「単語何だろう」
ニック「もしかしてブラックですか?」
ユーリ「当たりです! 今反応がありました!」
ヨハン「これは何の脳だ?」
ユーリ「エミリーです」
ヨハン「そうかエミリーはブラックに反応す
るのか」
どうやら脳には反応する物が有るみたいだ
だとするとマイケルはああ・・・・・・今は
考えないようにしよう。




